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「おっさんくさい発言ですが…」柴崎岳の目に映った若手の成長

ゲキサカ / 2019年6月25日 15時32分

頭部に痛々しいテーピングを巻いてフル出場したMF柴崎岳

[6.24 コパ・アメリカGL第3節 日本1-1エクアドル ベロオリゾンテ]

 後半11分、空中戦で競り合った際にMFジェフェルソン・オレフエラと頭部同士で衝突し、流血するアクシデントに見舞われながらも日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)は90分間を通して最後までタクトを振るい続けた。相手の勢いに押される時間帯あり、日本がチャンスを量産する時間帯あり。そのいずれでも柴崎はピッチ内のバランスを整える役割を演じた。

 試合終了時のスコアは1-1。日本は決勝トーナメントの舞台に進めなかった。「残念ですね。勝つチャンスは十分にあったと思う。それをモノにできなかった僕らの力不足。チームとしての力のなさだと思うし、現時点での実力だと思う」。現実を正面から受け止めるように、そう言った。ただ、大会を通じては収穫や手応えが多かった。

「1試合目よりも2試合目、それより3試合目と良くなった。チームとしてのコーディネートの能力がしっかり成長したと思う」と胸を張る。

 3試合を通じてキャプテンマークを巻いてプレーしながら、若いチームメイトたちの成長も感じた。だからこそ強調するのは、コパ・アメリカ(南米選手権)で感じたことを今後につなげていくことの重要性だ。

「試合ごとに成長していく彼らの姿をメディアのみなさんも見ていたでしょうし、これを大きな財産として成長しなければいけない。試合に出られなかった選手も含めてここから何を学ぶか、これからにつなげていくかを大事にしてほしいですね」

 そう言って、「なんか、おっさんくさい発言ですけど」と言葉を継ぎ、報道陣の笑いを誘った。イレギュラーなチーム編成でコパ・アメリカに参戦し、出場国の一部からは批判も浴びたが、「僕らとしては良かった」と、参加できたことへの感謝を口にした柴崎。彼自身もまた、新しいシーズンへの自信をコパ・アメリカを通じて手にしていた。

(取材・文 矢内由美子)
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