痛恨の決定機逸…FW上田綺世「僕はまだ力が足りなかった」
ゲキサカ / 2019年6月25日 16時29分
[6.24 コパ・アメリカGL第3節 日本1-1エクアドル ベロオリゾンテ]
またしても、好機を得点に結び付けることができなかった。日本代表FW上田綺世(法政大)は「僕はまだ力が足りなかった。それだけです」と悔しさを滲ませた。
出番が巡ってきたのは1-1で迎えた後半21分だった。「試合の流れを変え、得点を含めてチームをプラスの状況にする」という自らの任務を遂行しようとする。トップ下に入るMF久保建英(FC東京→レアル・マドリー)との連係でゴールに迫り、同43分にFW前田大然(松本)が投入されてシステムが4-1-3-2に変更されると、同45分に決定機が生まれる。
久保のスルーパスから抜け出した前田が放ったシュートはGKアレクサンデル・ドミンゲスに阻まれるも、こぼれ球が上田の足元へと転がってくる。決めれば勝ち越し、そしてグループリーグ突破に近付く得点となったが、右足から放ったシュートは枠を外れてしまい、勝ち越しゴールとはならなかった。
「チームを得点という形も含めて救うことが求められていたけど、それができなくて悔しい結果になりました。あれを決めてチームを救える存在が、あそこにいるべきだった。僕はまだ力が足りなかった」
第1節チリ戦でもチャンスに顔を出し、幾度となくフィニッシュに持ち込みながらもノーゴールに終わっていた。9年半ぶりに大学生としてA代表に選出されたストライカーは、「良く言えば、客観的に見たチャンスをこのタイミングで得て、力不足を知れたというのは良かったと思う」と気丈に答える。
ここで下を向くわけにはいかない。裏への動き出しは南米の強国相手にも通用し、鋭い得点嗅覚を発揮したポジショニングも抜群だった。あとは、決めるだけ――。「そんな簡単じゃないと感じている」と自覚しているが、ゴールを奪うことこそがFWの仕事だ。東京五輪に向け、今回味わった悔しさを糧に成長を続けていきたい。
(取材・文 折戸岳彦)●コパ・アメリカ(南米選手権)2019特集
★コパ・アメリカが観られるのはDAZNだけ!全試合を独占ライブ配信
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本人対決で3選手躍動!! フェイエノールト上田綺世が3戦連発の1G1A、NEC佐野航大は鮮やか弾で今季3点目
ゲキサカ / 2024年5月13日 7時4分
-
上田綺世は「自分を証明したい」 リーグ3戦連発「多くの重要な瞬間に関与」を現地評価
FOOTBALL ZONE / 2024年5月13日 6時20分
-
上田綺世は「先発にふさわしい活躍」 反転シュートで2戦連発を現地称賛「ターンからゴール」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月6日 12時1分
-
フェイエノールト上田綺世が2戦連発! PK失敗も待望のホーム初弾で5発快勝に導く
超ワールドサッカー / 2024年5月6日 8時55分
-
上田綺世が先発起用に応える2試合連続ゴール!! ポジション争う同僚FWからも称賛「非常によくやっている」
ゲキサカ / 2024年5月6日 8時39分
ランキング
-
1宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
2巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
3レーバークーゼンが歴史的快挙!ドイツ1部史上初シーズン無敗優勝達成 クラブ初の“欧州3冠”へ弾み
スポニチアネックス / 2024年5月19日 0時28分
-
4「やっぱ持ってる」大谷翔平、“記念日”に自ら祝砲!「日本も早くしないとな。アメリカに先越されとるで」
スポーツ報知 / 2024年5月18日 13時56分
-
51014億円男・大谷翔平が生んだ“今季最高”の光景 米国でも話題沸騰「大金が支払われた理由」
THE ANSWER / 2024年5月18日 19時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください