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抜群の攻撃力を東京決勝でも発揮!注目の國學院久我山が全試合2得点以上で公式戦15連勝、3冠達成!

ゲキサカ / 2019年6月25日 21時52分

公式戦15連勝、3冠を達成した國學院久我山高

[6.23 インターハイ東京都予選決勝 大成高 0-2 國學院久我山高 駒沢2]

 國學院久我山が公式戦15連勝で3冠達成! 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)東京都予選決勝が23日に行われ、大成高と國學院久我山高が対戦。國學院久我山が2-0で勝ち、08年度以来10年ぶりの優勝を果たした。決勝を戦った両校は、東京都代表として7月26日開幕のインターハイに出場する。

 國學院久我山はこの日の勝利によって関東大会予選、関東大会に続いて3冠達成。東京都1部リーグも含めると、今年の公式戦15試合全勝だ。その15試合全てで2得点以上をマーク。エースFW山本航生(3年)が公式戦15戦連発という驚異的な得点力を発揮しているが、多彩なパスワーク、いずれも抜群の突破力を誇るFW戸坂隼人(3年)とFW山下貴之(3年)の両翼の仕掛け、セットプレーなど、どこからでも得点できる強さを発揮し続けている。

 前日の準決勝でともに東京予選突破を決定。決勝の前半、攻勢に出たのは、前日に初の全国出場を決めた大成の方だった。豊島裕介監督が「凄くボールコントロールだったり、はたくタイミングだったり、サポートが上手い(國學院久我山の)子たちをリスペクトした上であの戦術でした。どんなに上手い子でも慌てるし、前半は上手くボールを奪えてウチがカウンターできる状況でした」と語ったように、野心を持って決勝に臨んでいた大成は國學院久我山の2年生2シャドー・MF大窟陽平とMF田中琢人をマンマーク。前からアグレッシブな攻守で國學院久我山のリズムを狂わせた。

 國學院久我山は5分に右サイドから戸坂が仕掛け、中央に潜り込んだ山下がクロスバー直撃のシュート。7分にも山本航のパスから戸坂がシュートに持ち込むなど攻めるが、勢いのある大成の攻守を受けてしまい、ビルドアップなどで後手に回ってしまう。

 一方の大成は素早いカウンターが効果を発揮。相手DFラインの背後に落とすボールの精度が高く、左SB金井陸人(2年)やFW平川優大(3年)がチャンスを迎える。また平川とのコンビネーションからMF大石勇冴(3年)がゴール前に潜り込むシーンもあった。

 試合は28分、セットプレーの攻防で國學院久我山の守備の柱・CB保野友裕(3年)が負傷するアクシデント。治療、搬送のため、試合はここで約30分間中断する。そして、救急車両に運ばれる保野を國學院久我山、大成両校の応援団が「サンキュー、保野!」のコールで送り出す。この後、両校のピッチ内でのウォーミングアップを経て、試合は再開した。

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