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トルコ遠征中のブラサカ日本代表が2度のリードを守れず、優勝を逃す。7月14、15日にブラジル代表に挑戦

ゲキサカ / 2019年6月28日 23時10分

笑顔がない日本代表・川村怜主将(右から2人目、提供:日本ブラインドサッカー協会)

【アンカラカップ】(トルコ)
[決勝 日本代表2-3(前半2-3)トルコ代表]
得点者
黒田智成(前半1、7分)
トルコ代表選手(前半1、14、18分)

[前半の先発メンバー]
GK佐藤大介(たまハッサーズ)
FP川村怜(Avanzareつくば)
FP黒田智成(たまハッサーズ)
FP田中章仁(たまハッサーズ)
FP佐々木ロベルト泉 (Avanzareつくば)

[後半の先発メンバー]
GK佐藤大介(たまハッサーズ)
FP川村怜(Avanzareつくば)
FP佐々木康裕(松戸・乃木坂ユナイテッド)
FP田中章仁(たまハッサーズ)
FP佐々木ロベルト泉 (Avanzareつくば)
監督 高田敏志
ガイド 中川英治

 トルコに遠征中のブラインドサッカー日本代表が決勝戦で地元・トルコ代表A戦に挑み、2-3で逆転負け。準優勝に終わった。黒田智成が先制弾となる前半1分、7分とゴールを決め、2度リードを奪いながら、勝ちきれず。「勝てば一皮むける」と成長がのぞめる大一番でで勝ちきれない勝負弱さが浮き彫りになった。

 この日の2ゴールを含め、今大会7ゴールをあげて復調を印象付けた黒田は、反省の方が口をついた。

「フィジカルの強い相手から2ゴール決めることができたことは自分にとって大きな成長だと手応えを感じていますが、ゴールを決めても勝利しなければ意味がない。トルコとは2試合行なったが、かなり日本に対する対策をとって来ていたと感じた。何が何でも決めるというゴール前の迫力や、ボールやゴールに対する執着心がとても強く、そう言った相手に対しても負けないフィジカルやメンタルを身につけなければいけないと強く感じました」。

 前半の失点シーンを振り返ると、相手1人に対し、日本代表が3人が相手に寄せているにも関わらず、ゴールを奪われた。しかも前半1分、黒田の先制ゴール後、相手キックオフのリスタートから同点に追いつかれるまでわずか15秒。流れをつかんでもすぐに手放してしまうもろさが、結果を出し切れない日本代表の象徴的シーンだ。主将の川村怜が唇をかんだ。

「非常にもったいない試合になってしまった。勝てない相手ではなかったが、戦術以上に戦う気持ち、勝ちたいという気持ちがトルコを上回れなかったのが敗因だと考えています。技術や戦術以前に、この戦う気持ちをチーム全員が身につけないと、この先もっと厳しい戦いが続くだろうと強い危機感を覚えました」

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