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柏U-18が2度リードも流経大柏追いつく。チームの特長、個性、意地見せ合った柏ダービーは2-2ドロー

ゲキサカ / 2019年7月8日 15時30分

後半44分、流通経済大柏高MF坂田康太郎(14番)が右足シュートを決めて2-2

[7.7 高円宮杯プレミアリーグEAST第9節 流通経済大柏高 2-2 柏U-18 流通経済大柏高]

 白熱の柏ダービーは2-2ドロー! 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019EAST第9節2日目が7日に行われ、6位・流通経済大柏高(千葉)と2位・柏レイソルU-18(千葉)が対戦。注目の柏ダービーは柏U-18が2度リードしたが、流経大柏が追いつき、2-2で引き分けた。

 柏U-18の山中真監督は「これだけ緊迫したゲームができるチームが近くにいることはありがたいこと」と語っていたが、雨の中、同じ柏市内に位置するライバル相手に両チームがチームの特長、個性、意地を見せ合った90分間。見応え十分の攻防戦は、後半に先行した柏U-18に流経大柏が食らいつく形で追いつき、勝ち点1を分け合った。

 試合は序盤から拮抗した展開に。流経大柏の本田裕一郎監督が「相手は丁寧にやってくるチーム。ウチは失敗しても良いけど(ボールを奪ったら)速く行く。今日は入りが良いと思っていました」と語れば、柏U-18の山中監督も「(序盤から)選手からトライする姿勢が見られました。(流経大柏の強烈なプレスにもブレずに)中盤で選手同士が近づき、サポートし続けながら、繋いで前を向いていた」と評価する。

 流経大柏はU-17日本代表GK松原颯汰(2年)が怪我で欠場したのに加え、前半15分にはMF八木滉史主将(3年)がゴール前の接触プレーで負傷退場するアクシデントがあった。本田監督は試合前に怪我人の多さを懸念していたが、加えて大黒柱の早すぎる交代。苦しい展開になるかと思われたものの、流経大柏はFW木村聖(3年)やMF大西悠介(3年)らによる力強いプレッシングや球際の攻防で健闘する。

 そして、木村のロングスローなどでゴール前のシーンを作り出すと、21分には左中間から大西の放った右足シュートがゴールを捉える。さらに33分には大西、その直後にも木村の右足ミドルがゴールを襲った。あわやの一撃もあったが、柏U-18はU-17日本代表GK佐々木雅士(2年)が立ちはだかる。世代屈指のGKは、余程のシュートでなければ得点させないような存在感あるプレーを続けていた。

 柏U-18もMF清水祐輔(3年)が負傷交代するアクシデントがあったが、MF揖斐俊斗(2年)と交代出場MF戸田伊吹(2年)が多くボールに絡みながら丁寧なパスワーク。人数をかけた崩しに加え、J2デビューを果たしているU-18日本代表候補FW細谷真大(3年)とFW奥田陽琉(3年)の献身的なランニングによってPA角付近のポケットを上手く取っていた。

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