8年前ぶりの「凄いリーグ」で残留目指す尚志、アウェーで浦和ユースから勝ち点もぎ取る
ゲキサカ / 2019年7月9日 0時21分
[7.7 高円宮杯プレミアリーグEAST第9節 浦和ユース 1-1 尚志高 浦和駒場]
8年ぶり参入の尚志がアウェーで浦和ユースから勝ち点もぎ取る――。高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019EAST第9節2日目が7日に行われ、4位・浦和レッズユース(埼玉)と9位・尚志高(福島)との一戦は1-1で引き分けた。
試合は浦和ユースが電光石火とも言える先制点を奪う。前半2分、右CKのクリアボールをMF奥山圭介(2年)がPAへ入れると、FW與那覇航和(3年)が左足ダイレクトで決めて先制点。その後も、5月の池田伸康監督が就任からプレミアリーグで1分1敗、3試合目で初勝利を狙う浦和ユースがボールを握って攻めた。
切り替え速くボールを動かす浦和ユースはMF玉城大志主将(3年)やCB福島竜弥(2年)の左足キックを交えてサイドを変え、そこからの仕掛けで相手にプレッシャーをかける。20分にはゴール前で異質の存在感を放つU-20日本代表GK鈴木彩艶(2年)のキャッチ、スローから高速カウンター。ラストパスのタッチが流れて2点目とはならなかったが、速攻も決定機に結びつけた。
浦和ユースのGK鈴木は池田監督就任後のチームについて、「練習の中の雰囲気が非常に大事だと言われていて、(池田)監督からも非常に声を出してくれているし、自分たちからもやろうとしているので続けていきたいです。本当は自分たちからやらないといけないんですけれども、まだまだ。監督が非常に良い雰囲気を出してくれるので自分たちももっとやろうとしています」とコメント。この日、スタンドの小さなサポーターの声の後押しも受けた浦和ユースは先制後も雰囲気良く、勢いのある攻守で2点目を目指した。
一方、尚志は相手にボールを動かされる展開となったが、奪いどころを定めてブロックに入ってきた相手に連続してプレッシャーをかける。仲村浩二監督は「去年のチームはテクニックで圧倒できる部分があったけれど、今年は全員で頑張らないといけない」。8年ぶりのプレミアリーグ参戦の尚志は守勢の展開になる試合が多くなっているが、戦いながら成長。この試合では先制こそされたものの、アタッキングゾーンまで持ち込まれても成長株のCB瀬齊駿登(2年)やボランチに入った渡邉光陽(2年)、CB中川路功多(3年)が弾き返し、幾度か高い位置で相手ボールを引っ掛けてカウンターに持ち込んでいた。
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