U-18代表候補が34名での“サバイバル合宿”。「目の前の選手に勝つ」こと目指した巴戦で染野や武田がゴール
ゲキサカ / 2019年7月9日 21時36分
代表生き残りを懸けた熱き戦いが繰り広げられている――。21年U-20ワールドカップを目指すU-18日本代表候補が福島合宿3日目の9日午後、参加34人を3チームに分けて巴戦形式で30分×3本のゲームを行った。合宿最終日の10日にはいわきFCと練習試合を行う。
U-18日本代表は、今年11月に21年U-20ワールドカップのアジア1次予選に当たるAFC U-19選手権2020予選に出場。世界への戦いをスタートさせる。そのメンバーを争う今回の候補合宿では、各ポジションでタイプの異なる選手を3チーム分招集。コーチ陣からははっきりと「競争」というテーマを与えられている。
代表常連のMF柴田壮介(湘南)が「(34人での代表合宿は)初めてでサバイバル感強いなという感じです。練習からバチバチで。練習から『目の前の選手に勝つ』という気持ちで行かないと残っていかないと思います」と語っていたように、大人数での“選考合宿”は気持ちで引くと生き残れない戦い。その中で、世代を代表する選手たちが、『ライバルを上回る』という明確な目標を持って熱い攻防戦を繰り広げた。
1本目は終盤にAチーム(ビブス無し)のMF高田颯也(大宮U18)が鋭い突破からスルーパス。この日前線でボールを止める技術の高さを発揮していたFW染野唯月(尚志高、鹿島内定)が抜け出し、GKとの1対1を制して先制する。直後にBチーム(ビブス有り)はMF鵜木郁哉(柏U-18)からのパスを受けたFW細谷真大(柏U-18)が右足で右隅に流し込んで同点。激しいバトルが続く中でCB林田魁斗(C大阪U-18)の好守やMF中村龍雅(相模原U-18)のスルーパスからFW栗原イブラヒムジュニア(三菱養和SCユース)が決定的なシュートを打ち込むシーンもあった。
2本目はこれが1本目のゲームとなったCチーム(ビブス無し)が、連戦となったBチーム(ビブス有り)を押し込む展開に。MF柴田壮介(湘南)やMF松本凪生(C大阪U-18)がその運動量によって中盤を活性化し、快足MF小田裕太郎(神戸U-18)の切れのあるドリブルやFW櫻川ソロモン(千葉U-18)のコンタクトの強さを活かしてゴールへ迫る。そして18分、柴田の右CKをFW藤尾翔太(C大阪U-18)がニアで合わせて1-0。Bチームも決定機を作り出していたが、相手の反撃をGK相澤ピーター・コアミ(千葉)の好セーブなどで凌いだCチームが1-0で勝った。
-
-
- 1
- 2
-
この記事に関連するニュース
-
4ゴールを集めた「奇跡の15分間」で手繰り寄せたGS突破!川崎F U-18は鳥栖U-18との決戦を制してベスト8進出!
ゲキサカ / 2024年7月26日 12時0分
-
「どうしても勝ちたいという気持ち」を後押しした圧倒的団結力。甲府U-18は大分U-18との激闘を制して最終戦へGS突破の望みを繋ぐ!
ゲキサカ / 2024年7月24日 19時25分
-
パリ五輪初戦まであと3日…U-23日本代表が19人全員集合! 7対7+フリーマン、8対8で入念に戦術確認
ゲキサカ / 2024年7月22日 4時8分
-
パリ五輪GL初戦の地ボルドーに到着! U-23日本代表は“19人目”山田楓喜が合流、荒木は終盤別メニュー
ゲキサカ / 2024年7月21日 3時32分
-
「チームを勝たせるGKになるか、なれないかの差」。柏U-18GK栗栖汰志主将は1本を止めるGK、紙一重でも勝ち切るチームへ
ゲキサカ / 2024年7月8日 17時57分
ランキング
-
1アーチェリー野田紗月、初の五輪で12位発進…「これが五輪か!」と驚くカメラの列にも冷静
読売新聞 / 2024年7月25日 22時40分
-
2フランス、テロ計画巡り男拘束 五輪と関連不明、ベルギーでも
共同通信 / 2024年7月25日 23時2分
-
3スペインが「日本に完璧なリベンジ」 女子W杯の雪辱を母国評価「亡霊に打ち勝った」
FOOTBALL ZONE / 2024年7月26日 7時10分
-
4「我々に比べ、日本は明らかに悪条件」 卓球・五輪女子団体、ライバル中国メディアが優位性指摘
THE ANSWER / 2024年7月25日 18時3分
-
5LAの昼空を割く“高弾道” 米実況も騒然…大谷翔平の“驚愕弾”は「いつ落ちるんだ」
Full-Count / 2024年7月26日 8時7分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)