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甘さのあった“ベースの部分”から改善。U-18日本代表候補がいわきFCに逆転勝ち!

ゲキサカ / 2019年7月10日 21時37分

 甘さのあった1本目の反省から、影山雅永監督が檄。井出が「前からハメにいって動かしていって怖がらずにやらないと、南米のチームとかとやったりというところとで自分たちの弱さが出てしまう。頭からスイッチ入れようと話していた」と語ったように、意識して2本目に入った選手たちは守備から流れを掴む。そして、鮎川がクロスを上げきったり、岩本らが絡む形でチャンスを作り出す。16分に松本を武田へ、25分には小田を鈴木へ、そして30分には武田をMF中村龍雅(相模原U-18)、相澤をGK上田樹(金沢U-18)へ交代。カウンターから決定的なシーンも作られていたが、U-18代表候補もアグレッシブにゴールへ迫る動きでチームの推進力となっていた藤尾が武田や晴山、鮎川のラストパスからシュートを連発する。

 そして38分、左足を負傷した藤尾に代えて染野を投入したU-18代表候補は、その直後に同点ゴールを奪う。岩本が左CKを入れると、井出の頭をかすめたボールがファーサイドの中村龍の足元へ。これを中村龍が右足で叩き込んで1-1とした。さらに41分には、遠藤の右CKからゴールエリアに浮いたこぼれ球に助走をつけて飛び込んだ井出が豪快ヘッド。これがゴールを破って逆転した。

 岩本が「守備のところからガツガツ行けと言われていたので、守備からの攻撃を含めてその辺は良かったかなと思っています」と振り返る内容で逆転したU-18代表候補は、3本目をGK上田、右SB望月ヘンリー海輝(三菱養和SCユース)、CB林田魁斗(C大阪U-18)、CB井上樹(甲府U-18)、左SB根本健汰(鹿島ユース)の4バック、石浦大雅(東京Vユース)とゲーム主将の中村龍のダブルボランチ、右SH鵜木郁哉(柏U-18)、左SH熊澤和希(流通経済大)、そして栗原イブラヒムジュニア(三菱養和SCユース)と細谷真大(柏U-18)の2トップでスタートした。

 立ち上がりに栗原とのコンビから熊澤がポスト直撃の右足シュート。メンバーが大きく入れ替わったいわきFCを攻め立てるU-18代表候補は、上田をGK山田大樹(鹿島ユース)に入れ替えた直後の16分に3点目を奪う。

 鵜木の左CKから、シュートのこぼれ球に反応した林田がPA外側から右足ボレー。これがゴールネットに突き刺さった。U-18代表候補は鵜木が判断の良いプレッシングからボール奪取に絡み、影山監督が前日の巴戦からの変化を認めた望月が出足の良い守備。33分には熊澤と根本が絡んだ攻撃で左サイドを攻略し、栗原が決定的な一撃を見舞うシーンもあった。守備の部分も2本目終盤から継続して得点を許さず。3-1で勝ち、計4日間の合宿を終えた。

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