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堂安律が示す“オレヲミロ”メンタリティ「俺が常に一番やと思ってピッチに立っている」

ゲキサカ / 2019年7月15日 13時3分

 堂安は17年夏の移籍でオランダ・エールディビジのフローニンゲンに移籍。1年目から29試合9得点を記録。10代選手のクラブ記録となるFWルイス・スアレス(バルセロナ)らの10ゴールまであと1点と迫った。“若手版バロンドール”と呼ばれるコパ・トロフィー候補10名にもノミネートされた。G大阪から完全移籍を果たした2年目は、ビッグクラブへの移籍も視野に入れた活躍が期待された。

―移籍記事は鼻で笑えるようになった―

―2年目はリーグ戦32試合で5得点という成績でした。昨シーズンを振り返ってください。
「この1年は僕の21年間で一番変化した年だったと思っています。まずは日本代表に選ばれたことが大きく、小さい頃からの夢が叶った年になった。でもそれと同時に応援の声も大きくなって、批判も聞こえるようになった。いろんな気持ちの変化があった中で戦えたので、すごく充実していたと思います。言うなれば成長できるチャンスをくれた年だった。でも化けた年ではなかったと思うので、感じた壁や挫折を次へのバネにしたいと考えています」

―夏の市場が注目されている。
「これから僕だけじゃなく色んな市場が動いてくる時期になると思うけど、オリンピックの1年前ということがある。たくさんの方から試合に出られるところに行った方がいいと言われていますけど、自分はそうじゃないと思っている。自分は攻めていきたいし、壁にぶち当たってもいいんじゃないかなと思っています」

―オランダの強豪クラブはもちろん、イングランドやロシアのクラブが獲得に興味を示しているという報道もされた。
「オランダのトップクラブはいいクラブがありますが、オランダというよりもオランダ以外でプレーしたいという思いはあります。でも最近はそういう記事を見て、鼻で笑えるようになりましたね。ビッグクラブへの移籍を言われますけど、僕自身ブランドにこだわりはない。自分が一番うまくなるところ、刺激を貰えるところ、そして自分を必要としてくれるところでプレーしたいなと常に思っています」

―移籍市場でも堂安選手に対する見方が大きく変わってきている。
「まだ取れていないけどシーズン二桁得点を取れば、オランダやからという声もなくなると思う。この2年間でやっとヨーロッパのクラブであったり、スカウトに名前を憶えてもらえたので、本当に新シーズンは大事になってくる。アジアでは今はソン・フンミン(韓国代表、トッテナム)が抜けていると思うけど、まずはアジアで1番の選手になりたい。チャンピオンズリーグ優勝するというキャリアの最高の夢に向けた一歩目として新シーズンは大事になるなと思っています」

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