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ユース取材ライター陣が推薦するインターハイ注目の11傑vol.3

ゲキサカ / 2019年8月6日 21時13分

MF小川拓馬(松本国際高3年)
「チームを率いる勝沢勝監督も『ボールをどう動かして、攻撃するかを考えて実行していける選手』と評する、ボランチの位置で確実にボールを収めながら、様々な選手へ配球していくバランス感覚に秀でたプレーメーカー。中長距離のキック精度も正確で、昨年末の横山杯ではセットプレーから数多くのチャンスを演出。先日はU-17北信越選抜のトレーニングキャンプにも選出され、U-17日本代表との実戦を経験し、全国大会に向けてより高いレベルを体感してきている。5月の地区総体決勝で負けた後、『試合中に1番みんなに言える選手というのが決めた理由だそうです』と指揮官が教えてくれたように、選手同士の話し合いで小川が正式にキャプテンへ就任した経緯もあり、チームメイトからの信頼も厚い」

MF中村陽紀(阪南大高3年)
「『もともと細かったので、去年ずっと筋トレをやっとったらこんなになりました(笑)』という体格は、やや大げさに言えば去年の1.5倍ぐらいの逞しさ。正確なキック精度には定評があった中で、今では競り合いにも強さを発揮。『球際がもともと弱かったので、そこが自分の得意な所になったかなと思います』とプレーの幅を大きく広げている。とはいえ、やはり一番の特徴は豊富なキックの種類。『できるだけ受け手の足元に、低くてスピードを落とさない感じで蹴ろうとは思っています』と表現したパスは長短を高次元に蹴り分けられるレベルにあり、タレントの揃う阪南大高の攻撃を中盤で司る。ちなみに13番は中学1年から付けているラッキーナンバー」

MF倉俣健(前橋育英高3年)
「『高校サッカーをやってきて、たぶん一番いいシュートだったと思います』という一撃は、上州のタイガー軍団を全国に導いた県予選ファイナルでの決勝弾。後半終了間際に得意の左足を振り抜いて、貴重なゴールを奪ってみせた。自ら『スピードを生かしたドリブル突破が一番の武器なので、そこは絶対に誰にも負けたくない』と言い切るように、スピードと足技を組み合わせたドリブルは間違いなく全国レベル。山田耕介監督も『相手がわかっていても行けちゃうような雰囲気になりましたよね』と高評価を与えている。サッカー部の主力としては珍しく、特進コースで学んでおり、長い取材対応にも誠実に答え続ける人間性も素晴らしいが、キャプテンの渡邉綾平曰く『倉俣と山田涼太がチームでもぶっちぎりで騒がしい』そうです(笑)」

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