「歴史を変えたい」4年前のベスト4越え狙う仙台ユースが2点差追いつき、大分U-18とドロー
ゲキサカ / 2019年7月22日 21時34分
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会C組第2節 仙台ユース 2-2 大分U-18 前橋フC]
第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は22日、グループステージ第2節が行われ、第1節でガイナーレ鳥取U-18に3-1と快勝したベガルタ仙台ユースと、東京ヴェルディユースに1-0で勝利した大分トリニータU-18が対戦した。
前半ペースを握ったのは大分。「選手がしっかりチャレンジできた」と山崎哲也監督が評価した通り、3-4-3のフォーメーションで両WBが高い位置を取り、ゴール前で分厚い攻めを見せた。
前半10分、CKのチャンスを得ると、「今大会コーナーキックの調子が良かった」というMF工藤大雅(3年)のゴール正面へのキックに対し、「大雅から良いボールが上がってきたので合わせるだけ。良いコースに行って良かったです」と振り返ったFW小浜耀人(3年)が東京Vユース戦に続く、2試合連続のヘディングシュートを決めて先制。さらに30分、再三右サイドから良いクロスを上げていたMF西城響也(3年)のクロスに小浜が触れ、最後は「中で駆け引きして待っていたらクロスが来ました」という工藤がゴールに押し込み追加点。前半はほぼ一方的な展開で2点のリードを奪った。
しかし、「2失点したからこそ、やるしかないだろう、とハーフタイムで全体の気持ちがまとまった」と壱岐友輔監督が語った通り、仙台の選手たちはこの状況で吹っ切れて、後半は積極的に前に出始めた。特にDF登録ながら7月のプリンスリーグ東北から左サイドハーフで起用されている佐々木勇輔(3年)が馬力のある縦突破からクロスボールを上げてチャンスをつくり出す。そうした中、後半11分大分U-18に思わぬミスが起きる。DF高崎弘輝(2年)がGK木戸雄登(3年)へとバックパスをするが、これがイレギュラーしてコースが変わり、自陣のゴールに入ってオウンゴールとなってしまう。
これで勢いづいた仙台は一転して攻勢に転じる。大分陣内に入って決定機をつくり出す中、後半25分、佐々木のクロスがPA内で大分・工藤の手に当たってハンドの判定。PKを獲得した。「PKは決める自信があった」とPAにすぐにボールを持っていたFW清水一雅(3年)が落ち着いてPKをゴール左隅に決めて同点に追いついた。その後、大分も反撃に転じたが、仙台はU-18日本代表候補GK小畑裕馬(3年)を中心に最後まで集中して守り切り、2-2の引き分けに終わった。
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