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長崎U-18、C大阪と激闘ドローもGL敗退…指揮官「本当に“夢がある”クラブ」

ゲキサカ / 2019年7月24日 23時13分

悔しい敗戦を喫したV・ファーレン長崎

[7.24 日本クラブユース選手権U-18大会G組第3節 長崎U-18 1-1 C大阪U-18 前橋フD]

 日本クラブユース選手権(U-18)大会は24日、グループリーグ第3節が行われ、セレッソ大阪U-18(関西3)とV・ファーレン長崎U-18(九州1)が対戦した。決勝トーナメント進出のためにはC大阪が引き分け以上、長崎が勝利を義務付けられる中、1-1のドローで終了。攻守に奮闘した長崎は先制したものの、主力陣を投入したC大阪の勢いに屈した。

 MF松本凪生(3年)、FW藤尾翔太(3年)、MF近藤蔵波(2年)ら世代別代表経験を持つ選手たちをベンチに残したC大阪に対し、主導権を握ったのは九州王者の長崎。GK朝長心優(3年)を有効に使ったビルドアップでボールを回すと、前半12分にはDF郡司島樹(3年)のドリブル突破、同13分にはFW浦道翔(3年)の高速クロスで立て続けにチャンスをつくった。

 長崎は前半18分、さらに圧巻の攻撃を披露した。相手のハイプレスに対して朝長が左サイドにピタリとフィードを通すと、C大阪U-15和歌山出身で古巣対戦となったDF西山太規(3年)が縦パスを送り、MF長尾泰成(3年)が敵陣へ突破。最後は浦道のキックがGK折口輝樹(3年)に阻まれたが、自陣からしっかり攻撃を組み立てる意識が結実した場面だった。

 もっとも、その後はC大阪も徐々に盛り返し、前半24分には左サイドを駆け上がったDF下川太陽(3年)のクロスにMF吉田有志(2年)が反応。こぼれ球に反応したMF奥村仁(3年)が狙い、長崎守備陣を強襲した。同27分には吉田のパスからMF桃李理永(3年)がシュートを放ったが枠を外れ、前半はスコアレスのまま終わった。

「それを外したら田舎のチームは戦えない」という北内耕成監督の言葉どおり、35.5℃の気温下でもハードワークをしっかり続けていた長崎。後半も何度も波状攻撃で相手ゴールに迫ると、12分に待望の初ゴールが生まれた。ハイプレスからMF五月田星矢(2年)がボールを奪うと、FW中山大輔(3年)が繋いで最後は長尾。落ち着いたシュートで先制点を奪った。

 このまま終われば長崎は勝ち点4。同時刻に行われている同組の札幌(勝ち点2)対柏(勝ち点3)はその時点で1-1という情報が入り、長崎は柏を得失点差で上回っているため、グループリーグ突破の望みが出てきた。一方、他会場の結果次第では敗退の可能性も出てきたC大阪は藤尾、松本、近藤の3人を立て続けに投入し、攻勢に打って出た。

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