「一歩でも多く、一歩でも速く」実践の桐光学園、西川劇的V弾で2年連続のファイナルへ!
ゲキサカ / 2019年7月31日 14時47分
[7.31 総体準決勝 京都橘高 0-1 桐光学園高 黄金森公園陸上競技場]
桐光学園が2年連続で決勝進出! 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は31日、準決勝を行った。初の決勝進出を狙う京都橘高(京都)と前回大会準優勝校・桐光学園高(神奈川1)との一戦は、後半アディショナルタイムにU-20日本代表FW西川潤主将(3年、C大阪内定)が決めた決勝点によって、桐光学園が1-0で勝利。2年連続の決勝進出を決めた桐光学園は、8月1日の決勝で初優勝を懸けて富山一高(富山)と戦う。
今年の近畿大会王者・京都橘と注目FW西川擁する桐光学園。注目校同士による大一番は、桐光学園が制した。試合は立ち上がりからテンションの高い攻防戦に。桐光学園は西川が一人で持ち込んで左足を振り抜き、左の快足WB佐々木ムライヨセフ(3年)のクロスからMF神田洸樹(3年)がシュートへ持ち込む。
一方、京都橘はFW梅村脩斗(3年)、FW梅津倖風(3年)、そしてU-17日本代表のFW西野太陽(2年)の3トップによるスペースへの抜け出し、ショートコンビネーションなどで桐光学園を押し込む。8分には左WB高木大輝(3年)の右CKからDF藤橋怜士(3年)が決定的なヘッド。これはGK北村公平(2年)に止められたが、その後も梅村の強烈なシュートなどで桐光学園ゴールを脅かした。
セカンドボールをMF佐藤陽太主将(3年)やMF志知遼大(3年)が拾って正確に繋ぐ京都橘が攻撃時間を増やす。左の注目WB高木、右WB湊麟太郎(3年)の縦突破を含めて次々と攻撃を仕掛けるなど、連続攻撃で相手にプレッシャーをかけた。
だが、桐光学園は空中戦で強さを発揮するDF奈良坂巧(2年)、安久レオナルド高貴(3年)、荒井ジュリアン海都(2年)の3バックやMF中村洸太(3年)中心に跳ね返して0-0を継続。前半17分頃のクーリングブレイク時には選手間から「良く耐えたぞ!良く耐えたぞ!」という声が上がっていた。
桐光学園の鈴木勝大監督は「(初めから飛ばして)70分持つかなと不安だったんですけれども、先に(自分たちが)ちょっと落ちて。でも、後ろとGKがよく踏ん張ってくれたと思います」と頷く。連日30度を越える中、ともに5日間で4試合目。しかも会場は真夏の沖縄だ。鈴木監督は、「この大会はどこかで絶対に落ちる場面があるので、そこで一皮剥けるためにも『相手よりも一歩でも多く、一歩でも速く』を選手たちに求めています」という。鈴木監督が国士舘大時代に恩師・大澤英雄氏(現理事長)から学んだ教え。3年生はもっと「上げていかなければならない」と指揮官は厳しいが、こだわってきたものが苦しい時間帯で耐える力になった。
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