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[SBS杯]U-18日本代表がベルギーに2-0快勝。影山監督は「もっともっとアクションを」

ゲキサカ / 2019年8月9日 14時33分

 また、この日の日本は三原、加藤の両SBが印象的な動き。相手が3バックだったこともあって、積極的に攻め上がった2人はそのダイナミックな攻撃参加と精度でチームを活性化していた。日本はその両SBやテクニックを示していた中山が絡む形でチャンスを作り出し、動き出しを繰り返す藤尾と櫻川にボールが入る。そして、後半14分には右サイド後方の三原が出した縦パスで藤尾が独走。そのままGKをかわして2点目のゴールを奪った。

 馬場のシュートブロックや西尾のカバーリングなどによって2点差を保持した日本は、この後、メンバーを大きく入れ替え、17分には左MF鮎川峻(広島ユース)とFW晴山岬(帝京長岡高)、27分には右SB石田凌太郎(名古屋U-18)、ボランチMF中村龍雅(相模原ユース)、右MF石浦大雅(東京Vユース)を投入する。

 そして、後半終了直前にはDF井出敬大(柏U-18)とMF岩本翔(筑波大)を送り出して3バックにもチャレンジした。日本はベルギーにシュート15本を浴びせて2-0で勝利。ただし、影山監督は相手の攻撃を予測しながら奪いきれなかったり、奪い返されたりしていたシーンを指摘。また、チームとしてほどよくまとまるのではなく、時に一人で強引に持ち込んで決めきったり、一人で取り切るために勇気を持ってマークを捨てて出ていくような部分にも期待する。

「まあまあチームとして全体が上手く行っているよね、ということをそのまま容認してしまうと危ういなと思います。もっともっと要求してアクションを起こす。(きょうは)上手く繋いでいますけれども、後半なんかゴール前のアクションがほとんどないんですよ。彼らにもっともっと高いところを求めていかないといけないという印象ですね」と語っていた。今年11月には21年U-20ワールドカップアジア1次予選に当たるAFC U-19選手権予選が行われるが、01ジャパンは先も見据えながら強化し、世界を勝ち抜く強いチームになる。

(取材・文 吉田太郎)

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