“22.73歳”FC東京が待望2勝目! 浦和サンタナのロング弾食らうも…荒木遼太郎が今季5点目、松木玖生が逆転弾
ゲキサカ / 2024年4月3日 22時25分
[4.3 J1第6節 FC東京 2-1 浦和 国立]
J1リーグは3日に第6節を行った。4万9005人が集まった国立競技場でのFC東京と浦和レッズの対戦は、FC東京が2-1で勝利。前半24分にFWチアゴ・サンタナの超ロングシュートで先制点を奪われるが、後半5分にU-23日本代表FW荒木遼太郎が今季5点目で同点に戻す。同14分にU-23日本代表MF松木玖生が逆転ゴールを沈めた。
開幕5試合を終えて1勝2分2敗で15位に沈むFC東京。前節からスタメンを6人変更し、先発の平均年齢が22.73歳と若手メンバーを起用した。ゴールを守るのはU-23日本代表GK野澤大志ブランドン、4バックは左からU-23日本代表DFバングーナガンデ佳史扶、DFエンリケ・トレヴィザン、DF土肥幹太、怪我から復帰したDF中村帆高。2ボランチはMF高宇洋とMF小泉慶。左ウイングにFW俵積田晃太、右ウイングには大学卒業前倒しでプロ契約を結んだルーキーFW安斎颯馬を配置。トップ下に松木、最前線には荒木が立った。
浦和は開幕黒星スタートも2勝1敗2分で8位。前節は待望の2勝目を挙げた。先発は1人変更し、U-23日本代表DF大畑歩夢が今季初スタメン。ここまで左SBでプレーしていたFW渡邊凌磨が左ウイングに入った。4-3-3の布陣で、GKは西川周作、4バックは左から大畑、DFマリウス・ホイブラーテン、DF佐藤瑶大、DF酒井宏樹。アンカーはMFサミュエル・グスタフソン、インサイドハーフは左がMF岩尾憲、右がMF伊藤敦樹。前線3人は左から渡邊、T・サンタナ、FW前田直輝が並んだ。[両スタメン&布陣]
序盤の拮抗状態から最初にゴールネットを揺らしたのはFC東京。前半15分に左サイドから中村、俵積田とマイナス方向に戻し、PA手前の高が右足ダイレクトをゴール右隅に突き刺す。だが、直前のプレーで松木のファウルが認められ、ノーゴールとなった。
浦和はFC東京の守備陣の隙を突き、敵陣PAに迫っていく。すると前半24分にスーパーゴールで先制点を奪う。中盤の競り合いを制したT・サンタナがセンターサークルから左足シュート。ボールは野澤の飛び出しによって無人となったゴールマウスに吸い込まれた。
追いかける展開となったFC東京にさらなるアクシデントが襲う。負傷から復帰して今季初先発を飾っていた中村がもも裏の痛みを訴えて途中交代。DF白井康介が代わって出場した。だが、流れを取り戻せずにそのまま前半を0-1で折り返した。
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