1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

FW上田綺世のプロ初ゴールが劇的決勝点!! 鹿島、横浜FMとの直接対決制して2位浮上へ

ゲキサカ / 2019年8月10日 20時43分

先制ゴールを決めた鹿島FWセルジーニョ

[8.10 J1第22節 鹿島2-1横浜FM カシマ]

 J1リーグは10日、第22節を各地で行い、4位の鹿島アントラーズが3位の横浜F・マリノスに2-1で勝利した。後半42分、途中出場のFW上田綺世がプロ入り初ゴールとなる決勝点をマーク。鹿島は横浜FMを勝ち点で上回り、遅れてキックオフした2位の川崎Fがこのまま敗れれば2位浮上となる。

 ホームの鹿島は前節の湘南戦(●2-3)から先発3人を変更。DFブエノ、FW伊藤翔が新たに入り、柏から加入したMF小泉慶は移籍後初出場を果たした。対する横浜FMは前節の清水戦(●0-1)から1人を入れ替え、出場停止だったDFチアゴ・マルチンスが復帰した。[スタメン&布陣はコチラ]

 コイントスに勝利し、新競技規則で可能となったキックオフを選んだ横浜FM。ところがその選択が裏目に出た。開始直後、横浜FMは自陣でボールをつなぐも、プレスにハマったDFティーラトンがパスミス。これを拾ったFWセルジーニョがMF土居聖真とのパス交換から左足でファーポスト際に流し込み、鹿島が開始20秒で先制した。

 その後も鹿島が主導権を握る時間が続いたが、横浜FMは前半19分、MF扇原貴宏がFW遠藤渓太とのワンツーから左足シュートで初の決定機。20分にはDF広瀬陸斗のクロスに遠藤のダイレクトシュートがGKクォン・スンテを襲い、21分にも波状攻撃からFWマルコス・ジュニオールがこぼれ球を狙うなど、ようやくペースを取り戻した。

 それでも中盤中央のパスコースを徹底的に消してきた鹿島に対し、なかなか普段どおりのパスワークを繰り出せない横浜FM。すると鹿島は前半32分、MF白崎凌兵の落としからDF小池裕太にビッグチャンス。さらに34分、FW伊藤翔のクロスに土居、セルジーニョが立て続けに反応し、惜しいシュートが見られた。

 鹿島は前半42分、相手のパスミスを拾った土居が強烈なボレーシュートを狙うもGK朴一圭が横っ飛びでビッグセーブ。横浜FMは45分、カウンターから遠藤が左サイドを抜け出したが、小泉のタックルに阻まれた。そこからセットプレーでゴールを狙いたい横浜FMだったが、相手の守備陣に阻まれて前半を無得点で終えた。

 するとハーフタイム明け、横浜FMはFW大津祐樹と仲川のポジションを入れ替え、仲川を1トップに配置する。鹿島は後半2分、セットプレーの攻め残りから小池のクロスにブエノが頭で合わせたが、シュートは惜しくもサイドネット。前半と同様、立ち上がりに訪れた絶好機を活かせなかった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください