[和倉ユース大会]柱欠く中でも強さ発揮。前橋育英が浜松開誠館をPK戦で破り、参加48チームの頂点に !
ゲキサカ / 2019年8月10日 20時44分
[8.10 和倉ユース大会決勝 前橋育英高 1-1(PK4-3)浜松開誠館高 城山陸上競技場]
前橋育英が石川の夏を制す! ユース年代の選手育成を最大の目的に、指導者相互の親睦と交流を促進するとともに、日本サッカーの発展に寄与することを目的とした「第32回石川県ユースサッカーフェスティバル」が7月22日から8月20日までの1か月間かけて開催されている。
大会期間中には計9大会(出場総数316チーム)が開催され、計230のクラブ・高校が参加。そのトップトーナメントである「第7回和倉ユースサッカー大会」は10日午後、決勝戦を行った。前橋育英高(群馬)と浜松開誠館高(静岡)の高体連対決となった決勝は、1-1で突入したPK戦の末、前橋育英が4-3で勝利。プレミアリーグ勢や夏の全国大会の上位チームなど参加48チームの頂点に立った。
前橋育英は神戸U-18、東海大福岡高、そして星稜高とのグループリーグを2勝1分の2位で突破。トーナメントではFC東京U-18、浦和ユース、矢板中央高と強敵を連破して決勝に駒を進めてきた。グループリーグで大黒柱のMF渡邉綾平主将(3年)が負傷したのに加え、この日は副主将の右SB山田涼太(3年)とインターハイ後に台頭してきた大型CB関礼恩(3年)が不在。4-4-2システムのGKは高橋怜士(3年)でDFラインは右SB大野篤生(2年)、CB松岡迅(3年)、CB相原大輝(3年)、左SB並木歩己(3年)。中盤はU-17日本代表候補MF櫻井辰徳(2年)と栗原諒(3年)で右MF熊倉弘達(2年)、左MF倉俣健(3年)、前線には山岸楓樹(3年)と中村草太(2年)が並んだ。
一方の浜松開誠館は仙台ユース、桐蔭学園高、浦和東高とのグループリーグを2勝1分で首位通過。トーナメントでは米子北高と作陽高に競り勝つと、この日午前の準決勝では神戸U-18を1-0で破って決勝に駒を進めてきた。国体予選出場中のU-16日本代表候補MF熊取谷一星(2年)を欠いているものの、前線から圧力を掛け続けて神戸U-18を破るなど堂々の戦いぶり。4-5-1システムのGKは注目の菅沼一晃(3年)で4バックは右SB岡部直弥(2年)、CB吉田真那斗(3年)、CB北島伊織(3年)、左SB大久保夏樹(3年)。中盤の底の位置に平井登威(3年)と加藤大晟(2年)が入り、右MF廣渡優太(3年)、左MF壽山和也(3年)、前線はシャドーの青島浩輝(3年)と野本侑(3年)がコンビを組んだ。
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