“仮想・世界”相手に課題と戦い方確認。U-17日本代表候補が流経大との練習試合で2-2ドロー
ゲキサカ / 2019年8月17日 18時14分
[8.16 練習試合 U-17日本代表候補 2-2 流通経済大 Jヴィレッジ]
U-17日本代表候補が“仮想・世界”との練習試合で2-2ドロー。10月開幕のU-17ワールドカップブラジル2019での躍進を目指すU-17日本代表候補が16日、関東大学リーグ1部の強豪・流通経済大と練習試合(40分3本)を行い、2-2で引き分けた。4日間の福島合宿は16日で終了。U-17日本代表は9月にエクアドル遠征を行う。
U-17日本代表の森山佳郎監督は「しばらく強い相手とほとんどやれていない状況なのできょうの前半の圧力とか、終了間際に圧力を掛けられた時の戦いは課題が出たというのと、ちょっと相手が緩んでくると(自分たちが)できるのが分かっているので、どれだけ早く(その状況に)持っていけるかということについては選手たちも感じ取ってくれたと思うので、きょうのゲームは意義が大きかったと思います」と語った。
対戦した流経大のメンバーはAチームのサブ組という情報が伝えられていたが、全日本大学選抜歴を持つMF宮本優太(2年)や天皇杯の浦和戦でゴールを決めているMF菊地泰智(2年)、MF安居海渡(2年)ら主軸も参加。その流経大が序盤からU-17代表候補に圧力をかけた。
MF横川旦陽(湘南U-18)やMF成岡輝瑠(清水ユース)、CB鈴木海音(磐田U-18)らが先発したU-17代表候補は、5分にFW若月大和(桐生一高)がスルーパスで抜け出したが、カバーした相手DF、GKの前に阻まれて先制することができない。逆に押し込まれる中で迎えた10分、プレッシャーをかけ切れずに繋がれると、最後は右中間へ抜け出したU-18日本代表MF熊澤和希(1年)に右足シュートを叩き込まれた。
先制されたU-17代表候補はボールを素早く動かして相手のプレスをかわそうとするが、パスが雑になってしまうシーンが目立つ。クロスまでは持ち込んでも、相手DFに跳ね返されて、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。逆に判断しながらボールを動かす流経大に危険なシーンも作られていた。
だが、U-17代表候補は1点差のまま食らいつく。3人を入れ替えた2本目の11分にポストの跳ね返りをさらに狙われたが、CB村上陽介(大宮U18)がゴールライン手前でシュートブロック。ピンチを切り抜けると、12分にMF田村蒼生(柏U-18)の好パスで抜け出したFW唐山翔自(G大阪ユース)が決定的な右足シュートを放った。
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