回し続ける東京V、速攻脅威の山形…“17歳共演”も互いに痛いスコアレスドロー
ゲキサカ / 2019年8月18日 21時7分
[8.18 J1第28節 東京V0-0山形 味スタ]
J2リーグは18日、第28節を各地で行い、東京ヴェルディとモンテディオ山形が対戦した。一方的にボールを握りながらも決定機の少ない東京Vに対して、山形は少ない攻撃機会をことごとくチャンスにつなげたが、最後までスコアは動かず0-0の引き分けに終わった。
ホームの東京Vは前節の鹿児島戦(△3-3)から先発3人を変更。MF森田晃樹、MF佐藤優平、MF河野広貴が新たに入った。対する山形は前節の新潟戦(○2-0)と同じ11人を並べ、17歳のMF半田陸を続けて起用。東京Vも17歳のDF山本理仁が先発したため、ピッチに2人の17歳が揃った。[スタメン&布陣はコチラ]
前半6分、左サイドでパスを受けたFWジェフェルソン・バイアーノが相手を次々に抜いて右足シュート。これがゴール右隅を突いたが、GK上福元直人がファインセーブを見せた。その後は東京Vがボールを握るも、山形は12分、バイアーノがスルーパスからゴール前に突進。しかし、上福元が身を呈してセーブし、ノーファウルでボールを奪った。
東京Vは前半15分、ポストプレーを見せたFWレアンドロがMF中村駿に倒されてゴール正面でFKを獲得。16分、これを佐藤が蹴ってゴールを直接狙ったが、ボールは壁に当たってゴールマウスを外れた。山形は18分、ショートカウンターからFW南秀仁が縦パスを送り、バイアーノが上福元の裏を突くシュートを放つも枠から外れた。
一方的にボールを握って攻めようとする東京Vだが、ラインを上下させながら固く守る山形守備陣をなかなか崩せない。対する山形は32分、MF本田拓也の浮き球パスからDF山田拓巳が裏へとフリーラン。最後はオフサイドに終わったが、効果的な攻撃を繰り出しつつ、前半はスコアレスのまま終わった。
前半でボール支配率70%を超えた東京Vは永井秀樹監督が「ここからがサッカーの楽しいところだ」と選手たちを送り出し、後半も一方的にボールを握る。ところが後半13分、山形はボールを持ち上がったDF加賀健一のアーリークロスにFW大槻周平が頭で合わせてゴールイン。オフサイド判定に泣いたが、少ないチャンスが脅威を与える。
山形は後半19分、バイアーノに代わって今夏G大阪から加入したFW高木彰人を投入。直後にはさっそくスルーパスに抜け出し、状態の良さを感じさせた。東京Vは21分、佐藤の左CKにDF近藤直也が頭で合わせたが、ニアサイドからのシュートは惜しくも枠を外れた。23分にはFW小池純輝に代えてFW端戸仁を入れた。
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