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PK戦敗退から学んだ課題改善し、選手権で全国へ。武南DF安野「最終的にはメンタルの部分」

ゲキサカ / 2019年8月20日 22時12分

名門・武南高のチームリーダー、DF安野天士

 選手権で必ず全国切符を掴み取る――。選手権全国優勝1回、準優勝1回、4強3回の歴史を持つ武南高(埼玉)は今年、関東大会埼玉県予選で7年ぶりの優勝。だが、6年ぶりの全国出場を狙ったインターハイは予選準決勝でPK戦の末に敗れてしまった。

 一瞬のスピードや技術力に長けた選手たちを擁し、ボールを支配して戦うチームは期待されていただけに本人たちにとっても悔しい敗退。それでも、伝統校は切り替えて06年度以来15回目となる選手権出場へ向けて再スタートを切っている。高精度の左足を持つ左SBで、ゲームキャプテンとしてチームを牽引するDF安野天士(3年)が選手権予選への意気込みなどを語った。

―とても悔しい負けからの再スタート。内野監督は切り替えてくれたのではと話していたが?
「あの試合(西武台高にPK戦で敗戦)は前半の入りが悪かったので、そこはみんなでも話し合って、選手権では前半から自分たちの100パーセントを出せるようにと話しています」

―延長戦後半に追いつかれ、白星を落としたような悔しさもあった。
「(延長後半の)あの点が入った時はみんなも気が緩んでしまったと思うので、最後の笛が鳴るまでは全力でプレッシャーをかけないといけないと思いました」

―自信もあったと思うが?
「関東大会の埼玉県予選で優勝できたのは自信になって、本大会で日藤(日大藤沢高)に負けてしまって、そこからみんなも気持ち入れて練習に取り組んでいて、みんなも相当自信を持って大会に臨んでいたので、その中でも負けてしまったので非常に悔しい思いをしました」

―夏にどのような部分を磨くことが重要?
「やっぱり自分たちの時間帯になった時に点を取れるようにしたいので、決定力とか、あと失点も多いので、できればゼロで終わるようにしたい。(西武台戦の)延長後半の失点も簡単に打たせ過ぎていたので、寄せるべきところは寄せてシュートのコースに入って打たせないようにするとか、最後まで走りきれる体力も身につけられれば良いと思います」

―見てろよ、という気持ち?
「選手権では西武台を倒して全国に行きたいと思っているので」

―選手権から遠ざかっているし、優勝することは簡単ではない。
「昨年も夏越えて良いチームができたんですけれども、浦和南に1点取られて勝ち切れなかった。自分もその試合に出ていて悔しい思いをしたんですけれども、今年のインターハイも負けてしまって、大会が残り1つしかないので自分の良さを出せれば良いなと思います」

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