アジア経験豊富な南野「言い訳にしたくない」得点パターンも想定済み
ゲキサカ / 2019年9月10日 0時16分
不慣れなピッチを言い訳にするつもりはない。トップ下での先発が見込まれる日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)は敵地で迎えるカタールW杯アジア2次予選初戦のミャンマー戦(10日、ヤンゴン)に向け、「イレギュラーバウンドはあるし、1対1の場面では常に最悪な状況を想定してプレーすることが大事」と力強く語った。
6日にミャンマー入りした日本代表は翌7日、試合が行われるトゥウンナ・スタジアムに隣接するピッチで最初の練習を行った。ただでさえ芝生がぬかるんでいただけでなく、練習途中からは約20分間にわたるスコールが襲来。一部のメンバーが参加したミニゲームは田んぼのような環境で行われていた。
「プロになってから今まで経験したことのないような感じだったけど、アジアの戦いではこういうことが起こりうる」。15歳から日の丸を背負い、各年代でアジアの戦いを数多く経験してきた南野にとって、不慣れとはいえども知らない環境ではない。だからこそ、現実を前向きに受け止めて戦っていくつもりだ。
翌日に控える一戦ではスコールの襲来も懸念され、スタジアムのピッチもデコボコが見られるが、「一日に何回も雨が降る環境で、緩いピッチで、芝生は最高の状態とは言えないし、難しい試合展開にはなると思う。ただ、それを言い訳にしたくないし、今日はピッチを確認することができたので、しっかりプレーしたい」と力強く語る。
そんな中では、日本での親善試合、比較的ピッチ状態の良かったUAEでのアジア杯とは違う戦いを強いられる可能性もある。あらゆる想定を欠かさない24歳は「綺麗に崩すよりロングボールで、という展開は出てくるし、わちゃわちゃってなってから点を取れるパターンが経験上多い。意識してプレーしたい」と意気込んだ。
(取材・文 竹内達也)
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