体調不良にも苦しんだU-22日本代表FW前田大然「言い訳にしていたらダメ」
ゲキサカ / 2019年9月10日 15時48分
[9.9 国際親善試合 U-22日本代表 0-2 U-22アメリカ代表]
チャンスには顔を出す。自慢の快足はアメリカ相手にも通用した。しかし、U-22日本代表FW前田大然(マリティモ)にゴールが生まれることはなかった。
スタメンに名を連ねると、後半4分に大きなチャンスを自ら創出する。MF高宇洋(山口)からパスを受けて前を向くと一気に加速。快足を生かしてゴールに迫ったが、PA内まで持ち込んで放ったシュートはネットを揺らすことはなかった。その後も効果的に攻撃に絡みたかったが、思ったようにボールを呼び込めず、自慢のスピードを生かす場面も限られた。
アメリカゴールをこじ開けられなかったチームは、6日のU-22メキシコ戦に続いてのノーゴール。「攻撃陣は僕を含めてゼロで終わっている。それは本当に良くないこと。それだけですね」と唇を噛んだ。
自身はU-22メキシコ代表戦を体調不良で欠場していた。アメリカ戦では後半27分までプレーするも、「今日もきつかった」と試合後に明かし、「これは自分の力の無さ」と声を落とす。
今夏、松本からポルトガルのマリティモに新天地を求めた。今回のU-22日本代表の活動には、海外から初めて参加する難しさも感じたようだが、「それを言い訳にしていたらダメ」とキッパリと答えると、「体調が悪い中でもしっかりとプレーしないといけない。やっぱり、日の丸を背負っているわけだから」と続けている。
2試合連続ノーゴールとFWにとって厳しい結果で終えた北中米遠征。今後はポルトガルでのプレーが続くスピードスターは、「海外は点を取ればやっぱり評価してくれるので、こだわりを持つようになった。すぐにリーグ戦があるので、しっかり良い準備をして頑張りたい」と貪欲にゴールを追い求めていく。
(取材・文 折戸岳彦)
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