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[関東]上位争いを経験することによる急成長…桐蔭横浜大対立正大は”一段上”のドロー

ゲキサカ / 2019年9月21日 23時8分

桐蔭横浜大対立正大は1-1のドローに終わった

[9.21 関東大学L1部第13節 桐蔭横浜大1-1立正大 県立保土ヶ谷公園サッカー場]

 2位3位決戦となった桐蔭横浜大対立正大の一戦は、1-1の引き分けに終わった。互いに勝ち点1ずつを積み上げ、順位をキープしている。

 シーズン開幕前には予想できなかった上位対決かもしれない。1部昇格7年目ながら残留争いに加わることがほとんどだった桐蔭横浜大と、今季初の1部昇格を果たした立正大の激突。ただ前期から一戦ごとに成長を遂げた両チームは、堂々たる上位対決を演じてみせた。

 桐蔭横浜大は前節に続く2位3位対決。その前節では見事に順天堂大を逆転で退け、2位をキープしていた。この日も序盤から激しい攻防をみせるゲームになったが、前半19分、右サイドからのパスをエリア内で受けたFW下村司(4年=市立船橋高)がワンタッチで縦に突破。鋭く抜け出すと、右足で豪快に突き刺し、先制点を奪う。

 ただ突き放すことは出来ずにいると、後半8分、立正大にFW人見拓哉(4年=矢板中央高)のシュートから混戦を作られると、FW見原慧(4年=新潟西高)にゴール前への侵入を許し、同点弾を浴びる。同14分の下村のミドルはGK渡辺聖也(4年=帝京高)にセーブされる。同18分のCKをDF遠藤凌(3年=浦和ユース)がニアで合わせるも、ゴール前に詰めたDF中村響(4年=前橋育英高)が押し込むことが出来なかった。

 結果は勝ち点1。ただ2戦連続となる2位3位対決で勝ち点4と考えれば上出来だ。首位の明治大との勝ち点差は11に広がった。ただ安武亨監督が「もちろん追い上げたいですけど、うちは歴史的にインカレにも出たことがない。順位よりとにかく目の前の一勝。次また一勝ということを目指していけば、おのずと結果は出てくるでしょう」と話したように現状を冷静に受け止めている。

 主将DF眞鍋旭輝(4年=大津高/山口内定)も「3位と勝ち点を離すためにも大事な試合でしたが、勝ち点1をプラスに捉えて次に切り替えたい」と話す。失点の場面については反省が必要とするも、「チャンスは作れているし、いいシュートを打たせていないのもプラス。これから強い相手と戦うことになっても自信を持って戦いたい」と力を込めた。

 一方の立正大も結果を前向きに捉えている。同点弾を決めた見原は後半アディショナルタイムに左足首を負傷。×サインが作られ、担架でピッチ外に出された。以前に骨折した箇所だったこともあり強烈な痛みが襲ったという。ただ本人によると、「大丈夫そう」とのことでまずは一安心。得点についても前節に続く同点弾ということもあり、「またいいところで取れましたね」と笑顔をみせていた。

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