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延長戦の2点リード、PK戦でも追いつかれる苦闘乗り越えた!平塚学園が夏の経験を糧に神奈川3回戦進出!

ゲキサカ / 2019年9月22日 8時2分

PK戦を制した平塚学園高の選手たちが歓喜のダッシュ

[9.21 選手権神奈川県予選2回戦 星槎国際高湘南 2-2(PK6-7)平塚学園高 桐蔭学園G]

 平塚学園がPK戦を制して3回戦へ――。21日、第98回全国高校サッカー選手権神奈川県2次予選2回戦で星槎国際高湘南と平塚学園高が激突。2-2で突入したPK戦の末、平塚学園が7-6で勝ち、3回戦進出を果たした。平塚学園は11月2日の3回戦で横浜創学館高と戦う。

 平塚学園が追いつかれても乗り越える逞しさを見せた。星槎国際はMF小川修叶(3年)とMF重松歩夢(3年)を起点として丁寧に攻撃を組み立てる。そして、右サイドの俊足SB内田碧空(3年)のオーバーラップも活用。だが、平塚学園は相手のストロングポイントを対人強い左SB飯塚洸貴(3年)とMF富田卓海(3年)の2人で対応してその強みを半減させる。

 そして、平塚学園はMF長塚十太主将(3年)らの展開から素早くサイドへボールをつけて攻め返す。そこから、突破力に秀でたMF及川秀虎(3年)の仕掛けや右の大澤龍馬(3年)と左の飯塚のクロスでゴール前のシーンを作り出した。

 平塚学園は後半、FW手塚頼(3年)の右足FKがゴールを捉え、飯塚のバイシクルシュートがゴールを襲う。だが、星槎国際は188cmGK鳴川初太(3年)の好守などで先制点を許さない。

 逆に星槎国際は後半7分、セットプレーのこぼれ球に反応したMF佐々木隆臣(3年)が抜け出しかけるが、平塚学園は大澤がスーパークリア。また、FW並木利雄(3年)がパワフルなシュートを打ち込むなどゴールに迫ったが、平塚学園はCB柏木柊威(3年)やCB伊藤拓夢(3年)らDF陣が際のところで粘り強く身体を張って無失点を継続する。

 ともに決定打が出ないまま、前後半の80分間を終了。延長戦に突入する。その前半3分、平塚学園は交代出場のMF高橋幸太郎(3年)のスルーパスに富田が反応。このシュートは止められたが、こぼれ球をMF梶川太陽(3年)が右足で決めてスコアを動かす。

 さらに延長後半開始直後、平塚学園は及川が右コーナー方向へ流れながらボールをキープ。こぼれ球を大澤がダイレクトでゴール前に上げると、富田がダイビングヘッドで決めて2-0とした。

 延長戦の2ゴールで決着がついたかと思われたが、星槎国際が驚異の粘りを見せる。6分、この日正確なプレースキックを見せていた小川の右FKのこぼれをCB齋藤誠也(3年)が豪快に決めて1点差。パワープレーで前線に上がっていた齋藤は8分に再び歓喜をもたらした。FW大音右京(3年)がドリブルで仕掛け、それが右中間にこぼれると素早く反応して右足ミドル。これがゴール右上に突き刺さり、2-2となった。

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