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[プレミアリーグEAST]一週間、全員で甘さを排除してきた市立船橋が尚志から魂の勝利!

ゲキサカ / 2019年9月22日 22時2分

勝利を喜ぶ市立船橋高イレブン

[9.23 高円宮杯プレミアリーグEAST第14節 市立船橋高 3-0 尚志高 グラスポ]
 
 市船、魂の勝利――。高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019 EASTは23日、第14節2日目を行った。前節まで10位の市立船橋高(千葉)と6位・尚志高(福島)との一戦は、市立船橋が3-0で快勝。市立船橋は残留圏内7位に浮上した。

 市立船橋は前節、後半の4失点によって柏U-18(千葉)に敗れ、最下位に転落。試合直後には約1時間半のミーティングが行われ、さらに選手のみでのミーティングも経て一週間のトレーニングを再開していた。

 主将のMF町田雄亮(3年)は「今週の練習とかははじめは上手く行っていなくて……。でも、スタッフがサポートに入ってくれて喝を入れてくれて、そこから少しずつ自分たちからできるようになってきた」という。全てが選手発信ではなかったようだが、それでも非常に良い雰囲気で、集中してトレーニングできたという実感があった。敗れれば残留が難しくなるという危機感も良い意味で力に変えた市立船橋はこの日、立ち上がりから周囲に気迫の伝わるような戦いを見せた。

 この試合が2か月半ぶりの復帰戦となった町田がチームにエネルギーを加え、J注目のU-18日本代表MF鈴木唯人(3年)やMF森英希(3年)、FW松谷昂輝(3年)が球際で奮闘。勢いのある攻守で尚志を押し込むと、14分には鈴木の右足FKがゴールマウスを弾いた。

 一方、過去7試合で1敗と上向きの状態で市立船橋戦を迎えた尚志だったが、前半19分にアクシデント。U-18日本代表FW染野唯月(3年、鹿島内定)がPAで胸コントロールした際に相手選手と接触。膝を痛めてしまう。染野はそのまま途中交代。ここ2試合で3ゴールのエースを前半途中で失ってしまった。

 それでも、尚志はここから押し返す。正確かつスピーディーなパスワークでボールを動かし、ゴール前のシーンを増加。前半41分には市立船橋右SB平良碧規(1年)の決定的なシュートをGK鈴木康洋(3年)がストップするなど、流れを引き戻して前半を終えた。

 市立船橋は後半開始から、コンディション面を考慮してベンチスタートだったU-17日本代表の右SB畑大雅(3年、湘南内定)を投入。攻め合いを挑む。すると後半8分、松谷が左中間でFKを獲得。これをU-18日本代表の左SB植松建斗(3年)が左足で蹴り込むと、上手く内側からファーサイドへ動いてマークを外したCB鷹啄トラビス(3年)が高打点のヘディングシュートを叩き込んだ。

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