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[AFC U-16選手権予選]後半ATに執念の同点弾!グループ1位で予選突破のU-15日本代表、苦闘から得た刺激を糧に

ゲキサカ / 2019年9月23日 11時56分

後半アディショナルタイム、FW内藤大和(ヴァンフォーレ甲府U-15)の同点ゴールを喜ぶU-15日本代表

[9.22 AFC U-16選手権予選第3節 U-15日本代表 2-2 U-15マレーシア代表 ラオス]

 22日、AFC U-16選手権2020予選グループJの第3戦がラオスのビエンチャンの国立競技場で開催され、U-15日本代表はU-15マレーシア代表と対戦。東南アジア王者を相手に激しい攻防戦となり、一時は1-2とリードを奪われたものの、後半アディショナルタイムのゴールで引き分けに持ち込み、グループ首位での予選突破を果たした。

 この日の先発はGK松原快晟(カマタマーレ讃岐U-15)、DFが右から坂井駿也(ソレッソ熊本)、杉田隼(横浜FCユース)、池谷銀姿郎(横浜FCジュニアユース)、植田悠太(京都サンガF.C.U-15)、中盤の中央に大迫塁(神村学園中)、福井太智(サガン鳥栖U-15)、両サイドに楢原慶輝(鳥栖U-15)、北野颯太(セレッソ大阪U-15)、前線には内藤大和(ヴァンフォーレ甲府U-15)と鈴木大翔(ガンバ大阪ジュニアユース)の二人が入った。松原と杉田は初先発で、これで負傷離脱したMF梶浦勇輝(FC東京U-18)を除き、登録メンバー全員が予選のピッチに立つ形となった。

 第2戦でマレーシアがラオスに敗れる驚きのジャイアントキリングがあったグループJ。このため、マレーシアはこの試合に勝つしかない状況だった。ただ、森山佳郎監督のマレーシアへの評価は一貫して高く、「オーストラリアに3-0で勝っているチームだし、非常にタフなチームだと思っていた」と言う。日本は「これが決勝戦だという気迫で挑んできた」という東南アジア王者に対し、立ち上がりの主導権を奪われてしまった。

 マレーシアは4-4-2の日本に対して運動能力の高い3トップでビルドアップに圧力をかけ、ボールを運ぶ部分でもしばしば巧みなプレーを披露。「相手の迫力に圧倒されてしまった」(福井)日本にとってはややもどかしい時間が続いたが、守備のスライドを修正し、相手のアンカー脇にできるスペースをうまく使えるようになると、徐々に試合のペースを取り戻す。32分には大迫のスルーパスから抜け出した内藤がシュートを放ち、GKがこぼしたところに鈴木大が詰めるビッグチャンスを作り、アディショナルタイムにも楢原がセットプレーのカウンターから決定機を迎えるが、いずれも相手DFの体を張った守備にも阻まれてゴールを奪えなかった。

 そんな試合は思わぬ形で動き出す。後半15分、大迫が相手DFとGKの間に入れたロビングのパスに抜け出してきた楢原に対し、マレーシアのGKが跳び蹴りのような形で足を入れ、二人が激しく接触。このプレーでマレーシアGKシャラニには即座にレッドカードが提示されたが、楢原はそのまま動けず、担架で退場となってしまった。

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