琉球がホームで意地のドロー! 山形は連勝止まるも2位キープ
ゲキサカ / 2019年9月23日 22時5分
[9.23 J2第33節 琉球3-3山形 タピスタ]
J2第33節延期分が23日に開催され、暫定4位のモンテディオ山形は敵地で同18位のFC琉球と対戦し、3-3で引き分けた。前半30分に琉球のFW山田寛人に先制点を献上したが、後半11分にFW坂元達裕、同31分にFWジェフェルソン・バイアーノが決めて逆転。同36分にはオウンゴールで点差を広げたものの、同40分にMF風間宏希、同アディショナルタイム1分にFW上原慎也にゴールを許して追いつかれた。山形の連勝は2でストップ。7戦無敗(4勝3分)で前節終了時点の2位をキープしている。
この試合は21日に行われる予定だったが、台風17号の影響で当日に中止が決定。2日後の23日に延期となっていた。
山形のホームで開催された前回対戦は1-1のドロー。琉球は今節、主将のMF上里一将が累積警告で出場停止となり、MF小松駿太が3試合ぶりに先発復帰した。上里の代役としてキャプテンマークを巻くのはMF富所悠。また、GKカルバハルに代わってGK石井綾が8試合ぶりにスタメン起用された。
一方の山形は前節、昨季に琉球をJ2昇格に導いた金鍾成監督が指揮する鹿児島と敵地で対戦。3-0の快勝を飾り、6戦無敗(4勝2分)とした。南国アウェー2連戦となる今節はスタメン1人を変更。J2通算100試合目の出場を迎えるDF栗山直樹が2戦ぶりに先発復帰した。
琉球は丁寧なパスワークで相手の守備を崩しにかかると、前半30分に均衡を破る。最終ラインのDF岡崎亮平が右サイドに送り、ハーフウェーライン付近のDF鳥養祐矢がワンタッチで裏へパス。走り込んだ山田がPA内右で栗山にマークされながら右足で切り返し、左足でシュートを放つ。GK櫛引政敏の左手を弾いてゴール右に決まり、今夏の加入後初得点を挙げた。
リーグ最少タイの失点数を誇っていた山形は8試合ぶりに先制点を献上。前半32分にMF柳貴博が右サイドをえぐり、折り返しを受けたFW大槻周平がターンから左足でシュートを打つが、GK石井に防がれる。同38分には右サイドのDF加賀健一がクロスを送り、FW山岸祐也がヘディングシュート。しかし、GK石井の左手を越えてゴール上のネットに落ちた。
追加点を狙う琉球は前半41分にビッグチャンスを迎える。MF小野伸二が右足のアウトで意表を突く縦パスを出し、PA内左に持ち込んだ富所が左足でシュート。だが、スライディングした栗山に当たって左ポストを叩いた。
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