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FW清水2発!仙台ユースが仙台育英との大一番制し、プレミアプレーオフ出場を決定的に

ゲキサカ / 2019年9月23日 23時45分

大一番勝利を喜ぶベガルタ仙台ユースの選手たち

[9.23 プリンスリーグ東北第17節 仙台ユース 2-0 仙台育英高 仙台育英高多賀城校舎]

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ東北は23日、第17節が行われ、3位のベガルタ仙台ユースと4位の仙台育英高が対戦。勝者がプレミアリーグプレーオフ出場に大きく近づく大一番は、FW清水一雅(3年)の2ゴールで仙台ユースが勝利し、プレーオフ出場をほぼ決定的なものにした。

 東北地区のプレーオフ出場枠は2枠。21日の第16節を終了し残り2試合となった状況で、1位の青森山田高セカンド(プレーオフ出場権無し)が勝ち点42、2位のモンテディオ山形ユースが勝ち点36、3位の仙台ユースが勝ち点32、4位の仙台育英も勝ち点32で並んでいた。2位の山形ユースは、この時点で最低でも3位以上になることがほぼ決定(今節第17節で正式に決定)しており、残り1枠を仙台ユースと仙台育英で争う状況になっていた。

 仙台ユースと仙台育英は勝ち点で並んでいるが、得失点差が9離れており、仙台ユースはこの試合に勝てば最終節で敗れたとしても5回目のプレーオフ出場がほぼ決定的な状況となる。引き分けならば最終節の勝敗によって決定、仙台育英が勝てば、最終節・学法石川高戦で勝ち点1以上取れば初のプレーオフ出場となる。

 このような状況で迎えた一戦だったが、前半ペースを握ったのは仙台ユースだった。11分、本来はボランチだが、この日トップ下としてプレーしたMF工藤真人(3年)がルーズボールを拾って、DFラインの背後に抜け出した1トップのFW清水へパスを送る。「上手くDFラインの裏に出してくれて、ちょうどタイミングが合った」という清水の放ったシュートは一度は仙台育英GK佐藤文太(3年)に弾かれたが、こぼれ球をもう一度押し込んで先制した。

 勢いに乗る仙台ユースは39分、U-17日本代表選出経験を持つ右サイドハーフMF鈴木史哉(2年)のクロスにニアサイドで待っていた清水がヘディングで合わせて2点目。「シュートコースがあまり無くて難しかった」と語る清水だが、きっちり決めきって、前半は2-0と仙台ユースリードで終えた。

「ゴール前へのクロスやシュートを増やさないと点は入らないと思い、思い切って3人入れ替えた」という仙台育英・城福敬監督は、後半開始時に一気に3人を交代させた。そのうちの1人で右サイドハーフに入ったMF明石海月(1年)がドリブル突破とクロスから何度か決定機をつくるが、仙台ユースはU-18日本代表GK小畑裕馬(3年)を中心に安定したディフェンスではね返し、ゴールを許さなかった。最後までディフェンスの集中を切らさなかった仙台ユースはこのまま無失点で逃げ切り、2-0で勝利し、勝ち点を35に伸ばした。

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