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[プリンスリーグ九州]長崎総附が2点リードも、選手層の厚さと底力示した九国大付が追いつき、暫定2位浮上!

ゲキサカ / 2019年9月25日 22時42分

後半アディショナルタイム、九州国際大付高FW小方燿平(左)が同点ゴール

[9.25 プリンスリーグ九州第14節 九州国際大付高 3-3 長崎総合科学大附高 九州国際大G]

 2位狙う九国大付が2点差追いつき、価値あるドロー! 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2019九州は25日、第14節の暫定3位・九州国際大付高(福岡)対同10位・長崎総合科学大附高(長崎)戦を行い、3-3で引き分け。九国大付はプレミアリーグプレーオフ進出圏内の暫定2位に浮上した。

 ともにプレミアリーグプレーオフ進出、プリンスリーグ残留のためには負けられない平日ゲーム。長崎総科大附がファインショットの連続でリードを奪ったが、上位争いを繰り広げている九国大付が選手層の厚さと底力を示して勝ち点1をもぎ取った。

 先にペースを握ったのは長崎総科大附だった。相手選手へのアプローチが速くて深い長崎総科大附は、相手が少しでも迷ったプレーをすると、一気に前へ。一瞬のスピードと高さを兼ね備えた九国大付CB吉田晃(3年、名古屋内定)やCB花田周勇(3年)に止められるシーンも少なくなかったが、それでも縦への攻撃を連続し、こぼれ球を拾ったFW千葉翼(3年)らが間髪入れずにシュートまで持ち込んでいた。

 一方の九国大付は身長150cm台半ばの技巧派MF森永将斗(3年)を3トップの中央に配置。その森永やMF{高月海}}(3年)を軸に1タッチのパスを多用しながらボールをサイドまで運んでいた。マンマークを受ける森永の作ったスペースも有効活用。高速右SB{稗田凌太}}主将(3年)の攻め上がりも交えてシュートシーンを作り出したが、長崎総科大附はDF陣がシュートブロックを連発して決定打を打たせない。

 先制したのは長崎総科大附だった。前半30分、U-16日本代表候補GK梶原駿哉(2年)のキックを起点とした速攻から、FW国吉シントク(2年)が“ドライブシュート”でGKの頭上を射抜く。

 球際の攻防で後手に回り、不要なミスも出ていた九国大付に対し、セカンドボールへの反応速い長崎総科大附は38分にも国吉が浮き上がるような弾道の右足ミドルを突き刺して2-0とした。国吉のファインショット2発でリードを広げt長崎総科大附は直後にも右サイドからMF岩永空潤(2年)の放った左足シュートがファーポストを直撃。攻守両面に渡って、ゴール前の部分で差をつけた長崎総科大附が、良い流れのまま前半を終えようとしていた。

 だが、42分、九国大付は稗田の左FKがゴール前に流れたところに反応した吉田晃が頭で合わせて1点差。MF阿比留将栄(3年)らがセカンドボールで巻き返した九国大付は後半にも稗田のスピードに乗ったドリブルなどがチャンスになりかけたが、攻め切ることができない。

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