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興國高に通う“5選手”がプロ入り。「入団内定者合同記者会見」で意欲

ゲキサカ / 2021年12月16日 8時13分

興國高の「Jリーガー内定合同記者会見」に出席した5人。左からMF永長鷹虎(川崎F内定)、MF荒川永遠(山形内定)、DF坂本稀吏也(山形内定)、MF向井颯(福島内定)、MF岡澤昂星(C大阪内定)

 興國高からJリーグクラブに加入する選手たちの「Jリーグ入団内定者合同記者会見」が、15日に大阪市内の同校で行われた。会見には興國サッカー部からプロ入りするMF永長鷹虎(川崎F内定)、DF坂本稀吏也、MF荒川永遠(共に山形内定)、MF向井颯(福島内定)に加え、興國高在学中で、セレッソ大阪U-18からトップチームに昇格するMF岡澤昂星が出席。5名がプロ入り後の意気込みを語った。

 まず初めにマイクを握った永長は、「自分のストロングポイントは絶対的なドリブルだったり、細かい所でのテクニック、ゴール前でのアイデアは自分にしか出来ない技術。これから川崎フロンターレに加入しても自分のストロングポイントに自信を持ち、どんどん発揮して行きたい」と意気込みを口にした。

 練習参加した際のボール回しは、想像以上にレベルが高く、ミスが続いたせいで、気落ちしたが、チームメイトやコーチ陣が優しく声を掛けてくれた。「プレー以外の部分でチャンピオンだなという場面がとても多くて、強さを再確認できました」。川崎Fの竹内弘明強化部長はドリブルやテクニックと共にシュート精度を高く評価。「非常にスター性というか、ボールを持った時に期待され、お客さんを沸かせるプレーが多くなるとイメージが沸く選手。等々力で1発ギャグをやってくれる度胸も、プロ向きだと感じました。等々力で相手に止められない永長君を近い将来見られると思っていますので、期待しか今はありません」と期待を寄せた。

 次に意気込みを口にしたのは、山形に進む荒川と坂本の2人。「複数のポジション出来るのが1番のストロングポイント。あとは運動量が豊富で、みんなが疲れている時にその運動量が発揮できる」(荒川)、「安定したビルドアップと対人の強さが長所。特に対人の強さには自信があるので、まずはJ2ナンバーワンと言われるように頑張ります」(坂本)とそれぞれアピールした。

 2人を山形に迎える渋澤大介強化部長補佐は、荒川に対して「攻守において無駄のない選手」という第一印象を抱いたという。練習試合に参加した際の運動量を計測すると、チームで1位を記録する程、スタミナが豊富。加入を決めてからの成長速度も驚く程で、シュートを決め切る力が上がっている。坂本に関しては、「対人能力が高校生のレベルとは思えないぐらい本当に高く、高校生という印象は全くない。最初に見た時から、彼はもうプロの選手としてやっていけると確信を持ちました」(渋澤)。2人とも練習参加した際に先輩選手に対しても、自分をしっかり出せた点も評価された。

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