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興國高に通う“5選手”がプロ入り。「入団内定者合同記者会見」で意欲

ゲキサカ / 2021年12月16日 8時13分

 続いて「福島ユナイテッドFCに加入を決めたのは、練習の強度が凄く高かったから。全く付いて行けなかったのですが、ここで付いて行けるようになれば、自分のスピードやスプリントを存分に発揮出来るなと思いました」と話す向井は、スピードを活かしたドリブルや裏への抜け出しが長所。加えて、スプリント回数がチームでも上位だったため、加入のオファーが届いた。

 福島の強化担当を務める柳原裕氏が評価するのは、メンタル面だ。福島加入が果たせなかったら、プロ入りを諦めるつもりで練習参加。一つのメニューが終わる度に悔しそうに独り言を口にする姿を見て、柳原氏は「本当に覚悟を持っているな、本当に福島に獲って貰いたいんだなというのが凄く伝わってきた。こういう選手と一緒に戦いたいと思ったので、オファーさせて貰った」と明かした。

 そして、「ストロングポイントは90分間通して落ちない運動量。攻撃面でも、守備面でも90分間通して、どこを見てもいるなと思われるような選手だと思います。これから運動量とボール奪取能力を見て頂ければ嬉しい」と自身の長所について話したのは岡澤。2020年にはC大阪U-23の一員として、J3に30試合出場している実力者だ。

 C大阪チーム統括部の野口裕司氏は、J3でプレーしていた頃の岡澤を見て、大人しい選手との印象を持っていた。だが、今年はプレミアリーグで開幕7連敗し、チームが苦しい状況になっている時に主将としてチームを鼓舞し、仲間に声を掛け続ける岡澤を見て、評価が大きく変わった。当初は、U-18からの昇格はゼロで考えていたが、逞しくなった姿を評価し、昇格を決めたという。野口氏は「入るだけで満足せず、1年目からポジションを奪う覚悟で頑張って欲しい」とエールを送った。

 会見の冒頭には、サッカー部OBのりょっそんさんが所属する音楽ユニット「Last Star」が、サッカー部のために書き下ろした応援ソング「プライド」を披露。終盤にはいずれもサッカー部OBのMF田路耀介、FW杉浦力斗(共にツエーゲン金沢)、MF樺山諒乃介(モンテディオ山形)も飛び入りで会見に参加。エールで後輩たちを送り出した。

(取材・文 森田将義)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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