1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

ひたちなかの“ガチバトル”はU-20関東大学選抜がU-18日本代表に意地の逆転勝利!

ゲキサカ / 2021年12月20日 8時4分

真剣勝負の末にU-20関東大学選抜が逆転勝利!

[12.19 IBARAKI Next Generation Match 2021 決勝 U-18日本代表 1-2 U-20関東大学リーグ選抜 ひたちなか]

 清水勇貴に激しく寄せた田中隼人が、イエローカードをもらう。彼らは柏レイソルU-18の先輩と後輩だ。甲田英將のドリブルを、牛澤健が渾身のスライディングでストップする。彼らもやはり名古屋グランパスU-18の先輩と後輩だ。視察に訪れていた影山雅永・JFAユース育成ダイレクターの言葉が印象深い。「やっぱりこういう真剣勝負の試合でしか得られないものがありますからね」。

 19日、IBARAKI Next Generation Match 2021の決勝が行われ、U-18日本代表が前半41分にFW千葉寛汰(清水ユース)のゴールで先制したものの、U-20関東大学リーグ選抜も後半16分にMF岩井琢朗(順天堂大1年)が同点弾を決めると、42分にはMF日野翔太(拓殖大1年)が自ら奪ったPKを沈め、意地の逆転勝利。大会制覇を成し遂げている。

 茨城県内サッカー選手育成の集大成という位置づけで、茨城県サッカー協会の主催で行われた今回のIBARAKI Next Generation Match 2021。18日には鹿島アントラーズユースとU-18日本代表が、U-20 ALL IBARAKIとU-20関東大学リーグ選抜がそれぞれ対峙。その試合に勝ち上がったU-18日本代表とU-20関東大学リーグ選抜が決勝進出。負けた両チームはこの日の3位決定戦で激突し、鹿島ユースが今シーズンの最終戦をPK戦の末に勝利で飾った。

「U-20W杯まではあと1年半ぐらいしかないということは監督からも言われていましたし、それを理解した上でこの大会で優勝するというのは全員が考えていたことですし、まずは来年のU-19のアジア予選を意識して、全員が臨んでいました」(田中)。2023年に開催が予定されている、U-20W杯を目指すチームとして構成されているU-18日本代表。限られた実戦の機会を生かすべく、集まった選手たちは高い意識で合宿からしのぎを削ってきた。

 決勝の先発は、GKに春名竜聖(C大阪U-18)、DFラインは菊地脩太(清水ユース)と田中隼人(柏U-18)がCBを務め、右SBにキャプテンマークを巻く中野伸哉(鳥栖U-18)、左SBに松田隼風(JFAアカデミー福島U18)、中盤は安部大晴(長崎U-18)と吉田温紀(名古屋U-18)がドイスボランチを組み、右SHに甲田英將(名古屋U-18)、左SHに山崎太新(横浜FCユース)を配置。2トップは千葉と真家英嵩(柏U-18)という11人が選ばれた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください