静岡学園が尚志をPK戦で下し、“U-16全国連覇”。「日本一上手くなって」日本一へ、プロへ
ゲキサカ / 2021年12月20日 17時46分
[12.20 MIZUNO wintercup U-16ルーキーリーグ決勝 静岡学園高 0-0(PK5-3)尚志高 時之栖うさぎ島G]
「2021 MIZUNO wintercup U-16ルーキーリーグ」決勝が20日に静岡県御殿場市の時之栖うさぎ島グラウンドで開催され、静岡学園高(東海/静岡)が0-0からのPK戦の末、5-3で尚志高(東北/福島)に勝利。参加16校の頂点に立った。なお、大会MVPには静岡学園MF志賀小政が選出されている。
全国9地域のU-16ルーキーリーグは今年、新型コロナウイルスの影響によってリーグが成立しないまま終了した地域もある。そのため、各リーグ上位校によって争われてきた“U-16日本一決定戦”「MIZUNO CHAMPIONSHIPU-16ルーキーリーグ」は今年度の開催を見送り、代替大会として「MIZUNO wintercup U-16ルーキーリーグ」を実施。昨年の「MIZUNO CHAMPIONSHIPU-16ルーキーリーグ」優勝チームである静岡学園が各地域の代表校相手に強さを示し、“U-16全国連覇”を果たした。
関東ルーキーリーグ王者の静岡学園と東北ルーキーリーグ王者の尚志によって争われた決勝は前半4分、尚志が左サイドからの崩しで決定機を作り、直後には中盤中央を抜け出した静岡学園MF野中大誠が左足一閃。さらに14分には右中間を抜け出した静岡学園MF高田優の右足シュートがファーポストを叩く。
攻撃志向の強いチーム同士の戦いはゴール前のシーンも見られたが、やや手堅いゲーム展開に。尚志はMF出来伯琉とMF神田拓人のダブルボランチの組み立てやCB市川和弥のフィードにMF若林来希の仕掛けなどを交えて攻める。一方の静岡学園は、井田勝通総監督が指導したサッカースクール『ボンジボーラ』出身で「井田さんからボールタッチのところやドリブル(を学び、あと)、シュート、シュートと言われていました」というMF福地瑠伊とゲーム主将の野中のダブルボランチが攻守両面で奮闘。奪ったボールを正確に繋いで志賀、高田の個人技や大型MF眞井礁伍のパスを交えた崩しを狙うが、互いに守備強度が高く、0-0のまま試合は進んだ。
尚志は前半終盤にFW網代陽勇、後半開始からMF安斎悠人を投入。2人ともチームトップクラスの攻撃力の持ち主だが、特に安斎がインパクト大の動きを見せる。ボディフェントを織り交ぜた縦突破は強烈。静岡学園右SB泉光太郎が必死に食らいついていたものの、安斎は1対2の状況でも縦へ抜け出してシュートやラストパスへ持ち込んでしまう。
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