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静岡学園が尚志をPK戦で下し、“U-16全国連覇”。「日本一上手くなって」日本一へ、プロへ

ゲキサカ / 2021年12月20日 17時46分

 尚志は個で明らかな違いを生み出していた安斎中心にチャンスを増やしたが、静岡学園GK及川初に阻まれるなど決め切ることができない。一方の静岡学園も野中がゴール前へ侵入してシュートを放ち、志賀のアイディアを活かした崩しなどを狙うが、こちらも最後の局面で尚志の堅守を攻略できないまま80分間が終了。決着はPK戦に委ねられた。

 先攻・静岡学園の野中、眞井、志賀、CB山下峻太朗が決めたのに対し、尚志は2人目が失敗。最後は静岡学園CB水野朔が決めて決着がついた。静岡学園の指揮を執った齊藤興龍部長は「(関東ルーキーリーグから)1試合1試合良くなって成長した姿が見れたので、結果はもちろんですけれども、そこが一番嬉しいです」と微笑んだ。

 そして、選手たちへ向けて「向上心と言うか、こういう結果が出たことでまたさらに上を目指そうという意識になってくれたら良い。ずば抜けていかないと、という意識でやってほしい。(静岡学園にとって、)サッカー上手くなろうというのは外せない。日本一上手くなれれば、日本一になれるよね、プロにもなれるよねという、そこを目指せるように」と期待した。

 双子の弟・陣とともにテクニックを磨く福地は、「(テクニックを)しっかりと突き詰めて、自分の武器をもっともっと磨いて戦っていけるようにしたい」と誓い、野中は「あと2年間しっかり技術を磨いて選手権などで日本一になりたいです」と意気込んだ。徹底してテクニックとインテリジェンスを磨く静岡の技巧派軍団は、各選手が“日本一上手い選手”、“日本一上手いチーム”になることを目指し、成長を遂げて選手権優勝やプロ入りの目標を達成する。
 
(取材・文 吉田太郎)

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