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東福岡との“九州プレミア対決”で衝撃の4発完勝!! 大津は次戦も九州勢と「戦うのは少し心苦しいが…」

ゲキサカ / 2022年1月1日 5時27分

4-0で圧勝

[12.31 選手権2回戦 東福岡高 0-4 大津高 熊谷陸]

 第100回全国高校サッカー選手権は31日、2回戦を各地で行い、東福岡高(福岡)と大津高(熊本)の九州勢同士が激突した。ともに高円宮杯プレミアリーグWESTに在籍するライバル対決。結果はMF川口敦史(3年)の2ゴールなどで着実に得点を重ねた大津が4-0で圧勝し、前回出場時の2018年度に続く3回戦進出を果たした。

 今季プレミアリーグでの戦績は大津の1勝1分。今月5日に行われた対戦では1-1で引き分けており、拮抗した展開も予想された名門対決だが、終わってみれば衝撃的な大差がついた。

 まずは前半10分、大津がさっそく先制した。FW一村聖連(3年)の浮き球パスが東福岡DF園田桐志(3年)に当たってこぼれると、いち早くボールにアプローチした川口が左足を一閃。冷静にGKのいないコースを打ち抜き、ネットを揺らした。1回戦の中部大一高戦(○5-0)では5人が得点を記録していた中、川口はこれが全国初ゴールとなった。

 その後は東福岡が主導権を取り戻す時間帯もあった。前半20分、園田の縦パスに抜け出したMF楢崎海碧(3年)が折り返しのパスを送ると、MF中原優心(3年)がニアに飛び込んでシュート。しかし、大津GK佐藤瑠星(3年)のビッグセーブに阻まれる。同28分にはDF辻耕大(3年)のロングスローのこぼれ球からMF向井貴都(3年)がミドルシュート。だが、これもクロスバーに弾かれた。

 前半36分には今大会初先発の東福岡MF川原陸登(3年)が振り向きざまにミドルシュートを狙うも、再び佐藤がファインセーブ。直後の辻の右コーナーキックも佐藤に落ち着いて処理されると、同37分の楢崎のシュートも相手ディフェンスのブロックに遭い、風上となった前半で追いつけないままハーフタイムを迎えた。

 東福岡は後半開始時、C大阪U-18から今季転入したMF大渕来珠(3年)を中原に代わって投入。1回戦で惜しいシュートを連発していた大渕は、直後から積極的な仕掛けで存在感を放つ。ところが徐々に風上の大津がカウンターなどで勢いを増し、東福岡はMF榊原寛太(1年)のカバーリングなどで窮地を凌ぐが、劣勢となっていった。

 そうして迎えた後半8分、大津はDF和田理央(3年)からの縦パスを受けた川口が右サイドからカットインし、東福岡DF段上直樹(3年)を振り切りながら左足を一閃。エリア外から綺麗に巻いたシュートでファーポスト脇を撃ち抜いた。東福岡は同14分、1回戦の秋田商高戦(○1-0)を右足首の負傷で欠場しながらも強行出場だった段上に代わってDF吉田大晃(2年)を投入。段上は同じく負傷で今大会エントリー外となったMF吉岡優希(3年)に付き添われ、涙ながらにベンチへ戻った。

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