「負ける気がしない」PK戦で8強へ!桐光学園が2年連続4強の帝京長岡を破る
ゲキサカ / 2022年1月2日 20時2分
[1.2 選手権3回戦 帝京長岡高 1-1(PK3-5)桐光学園高 等々力]
第100回全国高校サッカー選手権は2日、各地で3回戦を行い、等々力陸上競技場の第1試合では帝京長岡高(新潟)と桐光学園高(神奈川)が対戦した。試合は前半23分に帝京長岡が先制するものの、後半23分に桐光学園がセットプレーから追いつき、PK5-3で競り勝った。桐光学園は4日の準々決勝で高川学園高(山口)と対戦する。
桐光学園の鈴木勝大監督が「前半はセットの位置が低くて、相手に主導権を取られてしまった」と認めたように、前半は帝京長岡のペースで進んだ。帝京長岡は前半23分、縦パスをFW渡辺祐人(3年)がはたいてMF佐々木奈琉(3年)がPA内右からグラウンダーのクロス。逆サイドからフリーで走り込んだMF武原幸之介(3年)が右足で叩き込み、先制点を奪った。
渡辺が前線で体を張り、MF廣井蘭人(2年)、MF三宅凌太郎主将(3年)らのパスでリズムをつくる帝京長岡に対し、桐光学園もMF田中英泰(3年)、MFベイリージャスティン勇誠(2年)の両サイドが積極的に仕掛けてチャンスをうかがうが、決定機をつくれないまま前半を折り返した。
わずかシュート1本で前半を終えると、桐光学園のMF山市秀翔主将(3年)が「前半は相手のペースに飲み込まれてしまって、自分たちのサッカーをすることができなかった。ハーフタイムに監督から『このままじゃダメだぞ』というゲキも飛んで、後半は自分たちのペースでプレーすることができた」と振り返ったとおり、徐々に流れを引き寄せる。
鈴木監督は「後半はボールを奪いに行く位置を上げたので、前半と後半のギャップから帝京長岡さんが少し慌ててくれて、ノッキングしてくれた」と指摘。敵陣でのプレーが増え、セットプレーのチャンスもつかみ始める。すると後半23分、桐光学園はDF寺内倖大(3年)の右CKからDF川角歓紀(3年)がヘディングシュート。これはGK佐藤安悟(2年)の好セーブに阻まれたが、こぼれ球をDF米山悠葵(3年)が左足で押し込み、1-1の同点に追いついた。
一気に攻勢を強める桐光学園は後半30分にも寺内の左CKからセカンドボールをMF豊田怜央(2年)がヘディングで狙ったが、佐藤のビッグセーブに阻まれる。帝京長岡は後半38分、相手CKのカウンターからMF佐々木奈琉(3年)がドリブルで独走。自らフィニッシュまで持ち込んだが、右足のシュートは枠を捉え切れず、試合は1-1のままPK戦に突入した。
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