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今度は主将考案のセットプレーで決勝点。高川学園は自分たちで判断、行動する力、団結力も強みに国立へ!

ゲキサカ / 2022年1月9日 9時7分

 他人事ではなく、自分が係わっているからこそ生まれる責任感と一体感。江本孝監督は「1年間通して部署活動であったり、我々高川で求めることであったり、時間が経つに連れて自覚が出てきました。部署のグループでの団結力であったり、輪がしっかり出てきた。今大会においても選ばれた30名やそれ以外の選手たちが、自分がピッチ上で何ができるか、ピッチ外で何ができるか、判断して子どもたちからアクションを起こせるようになっていることが今、このような状況になっている要因だと思います」とその力が17年ぶりの4強入りの要因となっていることを認める。

 山崎が「奥野が怪我した分、自分が頑張らないといけないと思いますし、その気持ちは誰よりも強いと思うので、プレーの面で奥野の分までしっかりと戦うことを意識しています」と語ったように、「自分以外の誰かのために」が大きな力に。ピッチ上では味方にミスが出てもマン・オブ・ザ・マッチ級のパフォーマンスを見せたGK徳若碧都(3年)やゲーム主将のMF北健志郎(3年)ら全員でカバーし、試合に出られない奥野も含めて、それぞれが自発的に今できることへ取り組み、チームの力になってきた。

 そして、再び接戦を制して4強入り。3日間の休養期間を経て準決勝で対戦するのは今年、インターハイ、プレミアリーグEAST2冠の青森山田高だ。山崎は「部署活動とか、サッカー以外の部分でも自分たちは成長してきているんだと、この大会で証明できていることはとても良いことだと思いますし、この選手権で、チーム全体で成長してきているので、まず山田に勝って、決勝に行きたいと思います」と宣言。チーム全体で成長を続ける高川学園が話題のセットプレーや団結力、行動する力も武器に、初の決勝進出を果たす。
 
(取材・文 吉田太郎)
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