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なでしこジャパン女子W杯予選メンバー発表 池田太監督・佐々木則夫女子委員長オンライン会見要旨

ゲキサカ / 2022年1月7日 20時57分

——佐々木女子委員長も監督としてこれまでに色んな大会を戦ってきたと思うが、アジアの大会に臨むうえで気を付けていたことは。
佐々木「なでしこジャパンはランキングが上なので、各チームが身を挺して日本を破りたいというような意識が高い。そういった相手の意気込みには絶対に負けないことが大事。あとは、日本は非常に良いピッチで練習や試合をしているが、アジア予選の中で、グランドのコンディションが悪いところがある。そういった会場とのコミュニケーションというのもしっかりしていくことが大事だと思う。また、今回インドの方が(日本より)気温が高い。暑熱対策するほどではないので、大丈夫だと思うが、各国の雰囲気に早く馴染んでコンデションをしっかり整えることが一番大切ではないかと思っている」

——前回の海外遠征の後に選手たちが隔離を強いられ、12月の予定していた国内合宿が白紙になったが、本来この合宿でやりたかったフォローアップなどはどのようにやってきたか、あるいはどうやっていきたいか。
池田「オランダとの試合後はバタバタと帰国の準備でまとまったミーティングはできなかったが、帰国して隔離中にウェブで振り返りのミーティングを行ったりだとか、選手とコミュニケーションをとる時間はとれたので、そこで国際親善試合のまとめは選手と共有した。また、今回の国内キャンプの冒頭でも10月のトレーニングキャンプ、(11月の)国際親善試合のところでの成果と課題をもう一回再確認してスタートしようと思っている」

——国内で公式戦の数が少なくなっている状況で、12月、1月に試合をやっていない選手たちがほとんどだと思うが、コンディション面の懸念は現状どのように捉えているか。
池田「選手によっては、皇后杯でノックアウトステージ方式でやっているので、ゲーム、プレーの時間はまちまちだと思うが、これはメディカルスタッフ、フィジカルコーチを含めて各選手と連絡を取りながらどのように過ごしてコンディションを整えていくかというところを個別にリサーチしながら計画を組み立てているところ。1月の集合時には、それぞれグルーピングするなど、チームとして整えていく作業から入っていくことを考えている。いずれにせよ集まってみて、選手の表情やコミュニケーションをとりながら進めていこうと思っている」

——WEリーグの秋春制にした意義の1つとして、年初に始まる国際大会に向けてコンディションを維持するということが掲げられていたと思うが、皇后杯を見るとWEリーグ勢の低調さが目立つ気がする。例年に比べれてこの時期の代表選手たちのコンディションは監督の目にはどのように映っているか。
池田「各所属チームの取り組み方や皇后杯の戦い方は各チームそれぞれあるし、ノックアウトステージの難しさもあると思うので、勝ち上がり方がどうだっていうところは私の方から言うべきことではないと思っている。それとは別に各選手が、自分のストロングポイントがどれだけチームに還元できているだとか、動きの面を一人一人見るようにはしている。勝ち上がる勝ち上がらないに関わらず、選手個人のパフォーマンスがその自チームでどれくらいプラスに作用しているのかをチェックしてきた」

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