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なでしこジャパン女子W杯予選メンバー発表 池田太監督・佐々木則夫女子委員長オンライン会見要旨

ゲキサカ / 2022年1月7日 20時57分

——MF遠藤純が池田監督体制初の招集となるが、監督が考える遠藤の特徴や期待している部分は何か。
池田「彼女は左足のスペシャリティを持っている。フィジカル的にも世界に通じるスピードが持ち味の一つではあると思う。そういった遠藤選手のスピードやレフティーの部分がチームにさらなるパワーをプラスしてくれるんじゃないかと思っている」

——海外遠征で感じた課題をどう整理して次に繋げていこうと考えているか。
池田「課題として、ゴールを奪うというところはあると思うが、まず一つは、チームとしてのペナルティーエリアに入ったり、フィニッシュまで持っていくという武器の共有みたいなところはしていきたい。また、それだけに頼らず、自分のアイディアだとか、個人で剥がせる、個人で突破して侵入していけるといったところのプラスももっと選手に求めて生きたいなと思っている。あまり共有で形かたちになるとそればかりが頭に入ってしまって、臨機応変さだとか正しい判断の妨げになってはいけないと思っているので、そういった思い切りの良さだとかダイナックさというところも求めていきたい」

——守りを固めてくる相手に対して、毛色の違うサッカーで勝ち切らなければいけないと思うが、その辺りのバランスはどう考えているか。
池田「相手がどういった形で我々を迎え撃つかというところは、慎重かつ大胆に考えていかないといけないと思っている。相手が守りを固めてきたときに、ペナルティーエリアの中に入っていくだとか、シュートを撃つというアイディアもあるが、ミドルシュートやクロスなど遠いところからのアプローチなど色んなバリエーションも持っていないといけないと思っている。相手がやってきたことの嫌なところを突けるようなバリエーションを積み上げていったり、選手にも求めていきたい」

——セットプレーのブラッシュアップは、キッカー含めて考えているか。
池田「セットプレーもアジアの中で言えば、そこまで身長差で負けることは無いし、逆にこちらがプラスになる部分もあると思うので、セットプレーも含めて、色んな方法、手段を持っていきたい」

——佐々木女子委員長率いるなでしこジャパンが世界を制したときに比べて、欧州各国の戦術の進歩が男子と変わらない勢いで伸びているが、どう感じているか。また、池田監督に求めるものは何か。
佐々木「池田監督自身もその辺は熟知して準備している状況だし、先日(オランダ遠征)の試合も、得点は取れなかったが、実際にコンセプトのイメージを付け加えてトレーニングし、試合に臨んでいた。無失点で終わったことはネガティブにはならない方がいいし、あくまで次へのステップという中でやってくれていた。私が優勝したころから見れば、本当に欧米、オーストラリアも含めてチーム戦術的な要素が攻守にわたって成長してきている。その辺はより攻守にアクションする池田監督のサッカーの質を高め、また、我々がやっていたころよりも技術的な要素は伸びてきている経緯もあるし、素質のある子が以前よりも人数がいるので、期待しているところ。その質を上げていければ世界でしっかりと戦えて、皆さんのご期待に沿えるだけのチーム力にはなると信じている。是非、期待してもらいたい」
●女子アジアカップ2022特集ページ

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