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旧友との再会で感じた絆。青森山田MF小原由敬は献身的な姿勢で全国制覇の一翼を担う

ゲキサカ / 2022年1月12日 7時5分

「岳と一緒のピッチに立てたことが嬉しかったですし、また一緒のピッチでやりたいという気持ちになりました」。3年ぶりの日本一と、シーズン3冠を懸けて挑む大舞台を前に、小原は改めてサッカーが結ぶ絆の大切さを実感していた。

 迎えた最後の選手権。準決勝まですべての試合で後半にピッチへ送り込まれていた小原は、大津高(熊本)と激突した決勝でも、4点をリードした後半33分から国立競技場の緑の芝生を踏みしめる。自分にできることを、全力で。求められた役割を、全力で。その姿勢は、高校生活のラストゲームでも何1つ変わることはなかった。

「自分は青森山田の一員としてこの100回大会で優勝するために、この3年間ずっとやってきたので、優勝できて素直に嬉しい気持ちです。苦しいシーズンではあったんですけど、いろいろな人に支えてもらいながら、凄く充実したシーズンだったのかなと。凄く濃い1年だったかなと思います」。終わってみれば、やり切ったという大きな充実感に小原は満たされていた。

「自分は大学に進学してサッカーを続けるので、この3年間で培ったものを次のステージにしっかり生かしていきたいです」。決して良いことばかりを味わったわけではない。でも、それゆえに人一倍成長してきたという実感もある。小原のサッカーキャリアは、まだまだこれからが本番だ。

(取材・文 土屋雅史)

(※青森山田高の協力により、リモート取材をさせて頂いています)●【特設】高校選手権2021
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