1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

日本代表W杯アジア最終予選メンバー発表 森保一監督・反町康治技術委員長オンライン会見要旨

ゲキサカ / 2022年1月22日 17時47分

——スカウティングを重ねていると思うが、中国戦とサウジアラビア戦それぞれの印象は。
「まずは中国戦が先に来るので印象ということで話したいが、監督が代わっていま選手選考をして新たにチームづくりをしている。戦術的な部分が何も見えてきていない。非常に難しい戦いになると思っている。そしてサウジアラビアについては攻守ともにアグレッシブに仕掛けてくる。われわれがどう戦うかが大切だと思う。1試合1試合勝つために分析するが、9月・10月・11月は1か月ごとに活動ができて、成果と課題を積み上げて活動できたが、今回は12月に試合がなかったので活動期間が空いて中国戦を迎えることになる。まずは選手たちがオフであったり、所属チームの活動が長くなる中で、代表チームへの戦術へとマインドをしっかり切り替えてもらえるように、われわれがどう戦うかの全体のコンセプトを整理して、より一人一人が思い切ってプレーできるよう、チームとしてスムーズに連係連動できるよう自分たちのほうをしっかりしないといけない」

——ワールドカップイヤーの初陣になるが、出場に向けた位置付けは。
「W杯を目指して戦い続けているし、その先の目標を見据えて中国戦、サウジアラビア戦の勝利がとても大切になる。すでに最終予選で2敗している中で、われわれがトーナメントを戦うつもりで目の前の1試合に勝っていって、W杯に向けて前進していきたい」

——これまでは選手を少し多く呼んでいた。今回もアクシデントも考えられる中、多く帯同したほうが良かったのではないかと考えるが、どのような経緯だったのか。
「今回の代表戦についてもプラス何人かの選手でチームを構成して、この2試合に臨むことも考えた。これまでのアジア最終予選では何人かの選手をプラスアルファで呼ばせていただき、コロナ禍の制限の中で対応しないといけないこと、怪我や累積警告で不測の事態が起きた時に対応できるように招集させていただいた。メンバー外になった選手もできることを精一杯チームためにやってくれたところを見せてもらい、今回もどのような状況でも代表チームに参加することがその選手にとって成長につながり、チームにとっても結果が得られるとも考えたが、長期間多くの選手を呼ぶという部分で、海外組では長時間移動してきてチーム内での競争で勝っていくのに難しくなるリスクがあることを考えた結果、こうした判断になった。国内組も昨日までキャンプをさせていただいて、非常にいいパフォーマンスを見せてくれたし、代表への思いを表して活動をしてくれた。メンバーに入る入らないは別としてチームの中で一緒に活動していこうとも考えたが、Jリーグであるならシーズン立ち上げのチームづくりの重要な時期にわれわれが余剰の戦力として招集させてもらうことはしてはいけないということで判断した。選手にとって、代表活動はどんな立場で来ても絶対的に選手としてプラスになる経験ができると思っているが、コロナ禍で厳しいルールがある中での生活、活動を終えて隔離期間があってチームに帯同しないといけないことによるメンタル面、パフォーマンス面への影響も考えると、招集できるちょうどの人数で活動させてもらったほうがいいと判断した。コロナ禍でいつ何が起きて選手が欠けるか分からないが、これまで力を見せてくれた選手たちに参加してもらい、戦力として考えていきたいし、そこで一緒に戦っていきたい」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください