1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

森保Jの“転機”を与えられたサウジとの再戦…指揮官が選手たちに伝えたこと

ゲキサカ / 2022年1月31日 16時54分

サウジアラビアとの再戦へ

 日本代表は2月1日、埼玉スタジアム2002でサウジアラビア代表と対戦する。昨年10月の対戦では0-1で敗れており、グループ首位独走を許した強敵との大一番。森保ジャパンにとっては、カタールW杯出場圏内のまま3月のオーストラリア代表との直接対決につなげるためにも、勝利が求められる一戦となる。

 森保一監督は31日の前日会見で「戦術的な部分、メンタルの部分、ポイントはいくつかあるが、W杯出場に向けてわれわれがサウジアラビアを上回ってホームで勝つという気持ちが大切」と力説。「サウジアラビアの個々の選手たちは非常に能力が高い。攻撃でも個人で突破してくるし、組織的にもチームで連係連動して突破してくるので、どちらで来ても対応できるよういろんな選択肢を持って対応しないといけない」と意気込みを語った。

 サウジアラビアと日本の勝ち点差は4。もし日本がホームで敗れれば、サウジアラビアは2試合を残して本大会出場が決まるという状況にある。

 それでも指揮官は自チームにフォーカスする姿勢を強調する。「サウジアラビアがW杯に出るということをわれわれが考えるというよりも、われわれが明日の試合に勝って、W杯への出場の道をつなげていくところ、その気持ちを強く持って戦うことを選手たちに伝えている。サウジアラビアは強敵だが、われわれ日本代表として戦ってくれる選手たちは非常にいい選手が揃っている。一人一人の力を100%発揮し、チームとして組織的に力を発揮すれば、相手を上回れるんだ、われわれが強いんだということを選手たちに伝えた」。選手たちへのメッセージをそう明かした森保監督は次のようにテーマを掲げた。

「この最終予選、アウェーでサウジアラビアに負けているので、そういった意味ではアジアで同じ相手に2度も負けられないということ。そしてサウジアラビアがここ日本でもしワールドカップ出場を決める状況になれば、非常に悔しい思いをすることになるだろうということは私自身も思っている。ただ、一番強く思っていることはサウジアラビアがどうなるかではなく、過去にサウジアラビアに負けたから次にそれを取り返すためではなく、われわれがワールドカップに行きたいか。ワールドカップ出場につなげるためにも勝たないといけない。2敗した時点で『勝ち続けることによってワールドカップに出場できる』ということを毎試合共有しながら一戦一戦全力で戦ってきている。相手がどこであろうと、ホームで戦って勝つ、カタールW杯に向けて道を繋いでいく、われわれの夢につなぐことを最優先に考えて戦っていきたい」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください