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森保Jの“転機”を与えられたサウジとの再戦…指揮官が選手たちに伝えたこと

ゲキサカ / 2022年1月31日 16時54分

 もっとも、前回のサウジアラビア戦を踏まえずに戦うわけにはいかない。森保ジャパンにとって前回対戦は大きな転機。それまで臨機応変な布陣変更を試合中に求める方針を続けながらも、基本システムは4-2-3-1で貫いてきた指揮官だったが、あの敗戦後から4-3-3の新布陣を採用する決断をした。その結果、MF田中碧の抜擢を経て先発の顔ぶれも変化し、そこから最終予選4連勝でここまで持ち直してきたという背景がある。

 指揮官自身も前回対戦からのチームについて「間違いなく、力として積み上がってきている。このW杯に向けての戦いの中で選手たちが個々のやるべきこと、チームとしてやるべきことを、いいチャレンジをしながら、成長しながら結果を出して来られていると思う」と手応えを語る。その上で「チームとしての戦いも、システム的に違った戦いをしても、攻撃と守備のベースになる戦い方、優先順位を考えた戦い方を持った上で、対戦相手に対してのオプションとしての戦い方を持つということができている。選手たちがいいトライをしてくれて、チームとしてもベースが積み上がっていると感じている」と自信も示した。

 そうして明日、サウジアラビアとの再戦を迎える。森保監督は「基本的に大きく変える必要はないと思っている。勝っていたとしても変えないといけない、変えたほうがいい部分は変えていくが、基本的には中国戦の選手をベースに考えていきたい」と起用法も明言。「相手にボールを握られる時間帯、受け身に回る時間帯もあると思うが、我慢強く戦い続け、そこからわれわれの流れに持ってくることを想定の一つとして持っておかないといけない心構えだと思う。ただアグレッシブに仕掛けてゴールに向かうところ、素早く攻めるところ、われわれがボールを握りながら相手の守備を崩していくことをサウジアラビア以上にできるよう、積極的に試合を進められたら」。新たなトライを重ねてきたここ3か月間。その大きな積み上げを引っさげ、大一番にぶつかっていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)●カタールW杯アジア最終予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧

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