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南野先制弾&伊東純也1G1Aで首位サウジ撃破!! 森保J、7大会連続W杯出場に王手

ゲキサカ / 2022年2月2日 1時42分

 そうして迎えた前半31分、日本がついに試合を動かした。遠藤の縦パスを伊東が酒井に預けると、伊東は猛スピードで右サイドを突破。酒井のスルーパスに反応し、A・アルブライヒを一気に抜き去ってグラウンダーでのクロスを送ると、大迫がスルーしたボールを南野がキープ。冷静に左足に持ち替えて相手をかわし、左足で放ったシュートがGKに触れられながらもゴールに入った。

 南野は待望の最終予選初ゴール。ここまで3ゴール1アシストと攻撃を牽引してきた伊東のお膳立てから、悩める背番号10がこの大一番で結果を出した。

 前半41分にも日本が決定機。田中の縦パスを受けた伊東が鋭いシュートで相手GKを強襲し、こぼれ球を拾った南野のパスから田中にシュートチャンスが訪れた。しかし、相手のタックルを受けて倒れ込んだが、ファウルの笛は鳴らされず。終盤はサウジアラビアの猛攻を受けた日本だったが、1-0のままハーフタイムを迎えた。

 後半は自陣からボールを組み立ててきたサウジアラビアに対し、日本は前半より激しいハイプレッシングで応戦。一気に相手をのみ込んでいった。そうして迎えた3分、日本に早くも決定機。権田のロングキックを酒井、伊東とつなぎ、酒井がクロスボールを送り込むと、ファーの南野がボレーシュート。大きく左に外れたが、追加点を狙う姿勢を前面に出していった。

 すると後半5分、日本がさっそく次の1点を奪った。ハイプレスで守田、伊東、遠藤が連係してボールを奪い、左サイドに回して攻撃を展開。やや中央気味に攻め上がっていた長友が相手に寄せられながらもエリア内にボールを送り込むと、伊東がやや浮かせたトラップから右足を一閃。まっすぐな弾道で放たれたボレーシュートがゴール左上に突き刺さった。

 スーパーゴールを突き刺した伊東はこれで昨年11月のベトナム戦(○1-0)、オマーン戦(○1-0)、今シリーズの中国戦、サウジアラビア戦と最終予選で4試合連発。ロシアW杯最終予選でMF原口元気が樹立した最多記録に並んだ。また奇しくも、原口と同じサウジアラビアとのホームゲームでの達成となった。

 その後はサウジアラビアが選手交代を行う中、日本は引き続き布陣を高く上げてゲームを支配。後半17分には谷口のパスから南野が抜け出し、オフサイドには終わったが、GKと1対1の決定機もつくった。森保監督は後半23分、最初の交代カードを使い、大迫と長友に代わってDF中山雄太(ズウォレ)とFW前田大然を投入。中国戦と同じ起用で攻守にテコ入れした。

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