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「LIGA KANTO U-18」のオープニングマッチは帝京、横浜FCユースともに課題と収穫を掴むドロー決着

ゲキサカ / 2022年2月6日 18時34分

 試合後。池谷が印象的な話をしてくれた。「試合で何を選手1人1人が感じたかで、そのチームが変わっていくと思うので、試合を重ねていく上で、自分たちが勝って何を感じたのか、負けて何を感じたのかというのは、もっともっと全員1人1人が追求して、今日だったら自分たちのサッカーができなかったというだけではなくて、選手1人1人がどうだったかを考えていけば、チームも良い方向に行くんじゃないかなと思います」。

 後半途中で交代となったヴァンイヤーデン・ショーンは、残りの試合時間をベンチでコーチと一緒に見ていたという。「自分の課題を『外から見てほしい』と言われたので、代わってからはコーチと話しながら、『さっきの自分だったらこうしている』というのを外から見ていました」と本人。横浜FCユースは1人1人の選手たちが、自らの課題を把握しながら、日々のトレーニングへ向き合っている様子がこのシーンからも窺えた。

 前述したように、3年ぶりの監督就任となる小野監督は「もうちょっとできるかなと思っていましたけど、『ああ、これはヤバいぞ』と。それこそプレミアに昇格した年(2019年)は、高体連に春先のこの時期にボコボコにやられていて、そんなことを思い出しながら、『ああ、今年も大変だな』と思っていましたね(笑)」と口にしながらも、「プレミアは楽しみですよね。日本の中での最高レベルに対して、この子たちと横浜FCアカデミーの代表として一緒にゲームできることで、冬までのリーグ戦22試合の中で、最初からどれくらい伸びたんだろうということが分かるのは凄く楽しみです。高いレベルで自分たちが測れて、それが選手にもプラスになって成長できたらいいなと思います」とも。2年目のプレミアリーグに挑む横浜FCユースが、LIGA KANTO U-18から確かな一歩を踏み出している。

(取材・文 土屋雅史)

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