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青森山田で学んだ「勝ちにこだわること」を日本高校選抜でも。MF藤森颯太が「NEXT GENERATION MATCH」必勝を誓う

ゲキサカ / 2022年2月7日 21時52分

“3冠”青森山田高の中心選手、MF藤森颯太が日本高校選抜を牽引する。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 第100回全国高校サッカー選手権の優秀選手から構成された日本高校サッカー選抜が、「NEXT GENERATION MATCH」(2月12日、日産)で川崎フロンターレU-18(神奈川)と対戦する。

 高校選抜のメンバーは、選考合宿を経て23名が決定。選手権で圧倒的な強さを示し、3年ぶり3回目の優勝を飾った青森山田高(青森)からは、MF藤森颯太(3年=青森山田中出身)とMF田澤夢積(3年=青森山田中出身)の2人が選出されている。

 藤森は選考合宿で「この活動は選ばれればU-18のフロンターレとの試合もありますし、(デンソーカップチャレンジサッカーで)大学生との試合も控えているので、自分のこれからのサッカー生活にとって、良い経験ができる活動かなと思っています」と語っていた。

 日本高校選抜は過去2年、「NEXT GENERATION MATCH」でJリーグクラブユースチームに敗戦。結成後数日での試合で難しさがあるとは言え、高体連の代表として負ける訳にはいかない。

 藤森は「自分たちは高体連の代表として活動をしているので、ユースチーム相手には負けられないですし、そういうプライドはもって戦わないといけないのは大前提。ここ最近負けていることに関しても、勝負は勝ちにこだわらないといけない。短期間でこの選手達で上手くやっていけるかはこれからの自分たちの意識とトレーニング次第だと思うんですけれども、そこへ向けてチーム全員で、選抜チームで絶対に勝ちたいと思います」と誓った。

 21年度の青森山田はインターハイで大会新記録となる30得点を叩き出し、16年ぶりの日本一。さらに“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグEASTでもリーグ記録の開幕7連勝を飾るなど頂点に立った。そして、選手権も制し、高校年代“3冠”を達成。先制された試合や追い詰められた試合、チームとして上手く行かない時期もあったが、青森山田は全員がキャプテンシーを持って意見を出し合い、その状況に対応し、苦境も乗り越えてきた。

 そして、積み重ねてきた白星。そのチームの中で抜群の突破力や高精度のプレースキック、目立つほどのハードワークで数々の勝利に貢献してきた藤森は「勝者のメンタリティー」を高校選抜にも注入する。「自分たちは夢積もそうですし、青森山田で6年間やってきた訳なので、選手権で優勝したこともそうですし、3冠を達成したこともそうですし、勝ちにこだわることをこのチームにとって良い影響として促していけたら良いと思っています」。選考合宿では初日から大声を出していたMF山市秀翔(桐光学園高3年)にも触発される形でリーダーの一人としての振る舞い。ランニングでも先頭に立つなどチームを引っ張っていた。

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