1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

大迫との競り合いは「エグって」。A代表合宿帯同の17歳CBチェイス・アンリは「あそこでもう一回やれるように」

ゲキサカ / 2022年2月9日 11時31分

A代表合宿に帯同した17歳DFチェイス・アンリ(尚志高)。まずは日本高校選抜を勝利へ導く。

“怪物”CBにとって、1月の日本代表合宿は驚きと楽しさのある日々だったようだ。尚志高(福島)の17歳DFチェイス・アンリ(3年=FC湘南ジュニアユース出身)は昨年6月、“飛び級”でU-20日本代表候補に初選出されると、同10月にはAFC U23アジアカップ予選を戦うU-22日本代表の一員としてアジアと戦い、強さと高さを見せつけた。

 そして、今年1月にはトレーニングパートナーとして日本代表合宿に参加。オフ期間に声がかかったことでほとんど準備ができておらず、緊張もあったという。普段のような動きできず、焦りもある中、まず周囲のレベルの高さに驚いた。

「普通に上手いということにビックリしましたね。ボール取られないし、GKも多分あの合宿でクリアは一回も見ていないです。(フィールドの選手たちも)いつも声を出して、ハーフタイムにもみんな声出しているし、自分の代とか本当に声がけとか静かなので。誰とか関係なく本当に全員で声出していました」

 刺激を受けた一人が20歳のMF松岡大起(清水)。「本当に年齢関係なく、あの人も自分で要求したり、凄くて見本になっていました」。また、映像で話題となったFW大迫勇也(神戸)との競り合い、弾き飛ばされたことをアンリは苦笑しながら振り返る。

「逆に嬉しいですね。あのふっ飛ばされたことで。今までされたことがないので。(飛ばされた瞬間は)ウワ―って。目の前にカメラもいっぱいあったので、ちょっとだけ恥ずかしかったです。『エグっ』て思いました。楽しかったです」とアンリ。当時、すでに膝の痛みを持っていたこともあって、全力で当たることができなかったが、それでも日本を代表するストライカーとの競り合いから学んだことは大きい。

「(大迫選手は)身体を当てる部分が上手くて。当てる前からボールを叩いて、違う動きをしているんで。それが速くて、本当に凄いですね。背負ったりしなかったので。自分も読みでインターセプトとかしなければ、収められてサイド変えられちゃうし、本当に凄いです」

 DF長友佑都(FC東京)やDF酒井宏樹(浦和)らテレビで見ていた名選手たちとのプレーを喜んだ一方、できたことは「声で動かすことくらい。周りが動いてくれて、自分にあまり負担がかからないです」。自分をもっともっとレベルアップさせなければならないと確認する貴重な時間となった。

「自分も今までテレビで見てきた人とやれたことは嬉しかったんですけれども、本当にレベル高くて、それで(ついていけずに)自分も怪我したし、身体の使い方とか色々学ばなければ、あれでやれないなと思ったので、これから頑張っていきたい」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください