1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

大迫との競り合いは「エグって」。A代表合宿帯同の17歳CBチェイス・アンリは「あそこでもう一回やれるように」

ゲキサカ / 2022年2月9日 11時31分

 目標とするステージを17歳で感じられことは他の選手にはないメリット。「自分の目標(CL優勝)に向かってこういうところでやらないと世界とやれないし、本当に世界一になれないので、ここでしっかり準備して、本当にそのレベルで戦えるように自分の身体も変えて、本当に判断も速くして、あそこでもう一回やれるように頑張ります」。昨年、尚志では誰よりも身体のケアに時間を割き、ピッチ上でも厳しさを求めて成長に繋げてきた。この後、日本高校選抜、年代別日本代表での活動が続く見込みのアンリは学んだことを周囲にも伝え、競争しながら成長を果たす。

 今月12日には日本高校選抜の一員として「NEXT GENERATION MATCH」に出場予定。川崎フロンターレU-18(神奈川)と対戦する。日本高校選抜の指揮を執るのは尚志の恩師である仲村浩二監督だ。「監督も自分に、『勝たせてくれよ』みたいに言ってくれたので、相手もJユースですし、本当に負けてられないということで、高体連のプライドを持ってしっかりとJユースを倒したいと思います」と意気込んだ。

 “尚志のために”全国制覇を目指した第100回選手権は2試合計160分間無失点だったが、2回戦でPK戦敗退。無失点で終えたことには納得しているが、得意のセットプレーなどでゴールを決められなかったことを悔しがる。それもあってか、日本高校選抜選考合宿の練習試合ではCBの位置から再三攻撃参加。ゴールへの欲求も強いアンリは、「ここ(高校選抜)のFWは決める選手が多いし、能力の高い選手も多いので、今回は自分が上がらなくても大丈夫かなと思います」と笑いつつ、「簡単にヘディングで点を取れれば良いし、上がるチャンスがあれば自分も上がるし、そして決めたいですね」と闘志を燃やしていた。

 A代表に再び呼ばれることが今年の目標。簡単な道のりではないが、U-17日本代表に初招集され、「自分が一番下手。早く帰って練習したい」と感じた20年2月からの2年間で多くの才能を追い抜いてきたアンリは、自分を信じて努力を続け、目の前の一戦一戦で結果を残し続ける。

(取材協力=スフィーダ、『高校サッカー年鑑』)(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2021
▶高校サッカー選手権 全試合ライブ&ダイジェスト配信はこちら

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください