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先輩・旗手怜央の活躍も刺激に。静岡学園の新10番MF高橋隆大は「海外で活躍する『最小、最強プレーヤー』へ」

ゲキサカ / 2022年2月13日 19時33分

静岡学園高の新10番MF高橋隆大はU-17日本高校選抜選考合宿でも存在感。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 将来の夢は海外で活躍すること。先輩の活躍も刺激に、まずは高校サッカーで抜きん出た選手になることを目指している。静岡学園高(静岡)MF高橋隆大(2年=ガンバ大阪ジュニアユース出身)は、U-17日本代表候補、U-17日本高校選抜候補のドリブラー。身長は157cmと小柄だが、「テクニックは周りの子よりは勝っていると思っている」という武器を活かしたドリブルでスタンドを沸かせ、チャンスを作り出している。

 第100回選手権は初戦で立ち上がりから積極的に仕掛けて1ゴール。2回戦でもボールを持つと前を向いてドリブルを繰り出し、止まらない存在になっていた。「個人的には凄く楽しかった」という大会になったが、チームは準々決勝で2点目を奪えずに追いつかれてPK戦で敗退。目標の全国制覇には届かなかった。

「自分の特長はある程度出せた大会やったと思うんですけれども、結果の部分とか追求してやらないといけないというのは再確認できました。チームを勝たせられるようなプレーをもっとやりたかったなと個人的には思っているので、課題もあったかなと思っています」と振り返る。

 新チームがスタートし、掲げたことは選手権優勝だ。「(今年は)最後に笑って終わりたいと思っている」。今冬達成できなかった目標にもう一度チャレンジ。1年時にU-16の全国大会、「ミズノチャンピオンシップU-16 ルーキーリーグ」で優勝している世代とともに1年後は笑って選手権を終える。

 今冬の選手権後はU-17日本高校選抜選考合宿に参加。思ったように動けていなかったというが、それでも練習試合などでは独特のテンポのドリブルで相手の足を止め、前に出て強烈なシュート、ラストパスへ持ち込んでいた。練習試合では自分よりも10cm、20cm大きな高校3年生や大学生にチャレンジ。ムードメーカーにもなれる高橋は、才能たちの中でも目立つ存在になっていた。

 静学の新10番としてのプライドもある。「サイドでの仕掛けとかアイディアあるプレーとかは凄く練習してやってきていて、自分の中で自信があるので、攻撃面のところでは誰にも負けたくないなと思っています」とコメント。「ぶっちゃけ凄いなと思いますね」という前10番のMF古川陽介(現磐田)とMF玄理吾(現徳島)の2人の先輩や、G大阪ジュニアユース時代に姿勢やメンタル面で影響を受けたという先輩MF中村仁郎(現G大阪、U-22代表)のように、特別上手いプレーヤーになってプロ入り、その先の夢を実現することを目指している。

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