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残り10分強から怒涛の3連続ゴール。U-17日本高校選抜は4-5で惜敗も、インカレ王者・駒澤大に攻守で健闘

ゲキサカ / 2022年2月18日 21時59分

U-17日本高校選抜の反撃の中心となったMF高橋隆大(静岡学園高)は4得点に絡んだ。

[2.18 練習試合 U-17日本高校選抜 4-5 駒澤大]

 U-17日本高校選抜、インカレ王者と堂々の撃ち合い――。U-17日本高校選抜は静岡合宿2日目の18日、全日本大学選手権優勝の駒澤大と練習試合(40分×3本)を行った。相手オウンゴールで先制したU-17高校選抜は逆転され、一時4点差まで突き放されたが、終盤の3連続ゴールで1点差。だが、あと一歩及ばず、4-5で敗れた。

 第100回選手権などで活躍した高校2年生のU-17高校選抜は、4-4-2システム。GKデューフエマニエル凛太朗(流通経済大柏高2年)、右SB豊田怜央(桐光学園高2年)、CBが津久井佳祐(昌平高2年)と新谷陸斗(東山高2年)、左SB保田成琉(阪南大高2年)。ダブルボランチは徳永涼(前橋育英高2年)と廣井蘭人(帝京長岡高2年)、右SH高橋隆大(静岡学園高2年)、左SH名願斗哉(履正社高2年)、2トップは小池直矢(前橋育英高2年)と小林俊瑛(大津高2年)がコンビを組んだ。

 序盤はいずれも先発としてインカレ優勝を経験している右SB小針宏太郎(2年=鹿島ユース)やCB相澤佑哉(3年=熊本ユース)、MF小島心都(2年=湘南工大附高)らが出場した駒大に押し込まれた。キャプテンの新谷は「立ち上がりの1プレー目で結構来たので、いつもの感じではダメかなと思い知らされた感じです」と振り返る。相手のロングボールを起点とした攻撃によってDFラインが下げられてしまい、重心の重い展開に。大学王者の圧力の前に、ボールを奪ってもなかなか前進することができなかった。

 それでも7分、U-17高校選抜は右SB豊田の縦パスで小林が背後を狙う。こぼれ球から右の高橋が左足でアーリークロスを入れると、DFの頭に当たったボールがそのままファーサイドのゴールネットに吸い込まれた。先制後、再び我慢の時間帯が続いたが、新谷や津久井中心に相手のシュートをブロック。保田も得意のヘッドで跳ね返し、デューフが好反応を見せるなどよく踏ん張っていた。

 22分にGKのミスで追いつかれ、激しく接触した小池が大事を取ってFW澤田佳憲(瀬戸内高2年)に交代。アクシデントもあったU-17高校選抜だが、飲水タイム前後からボールを細かく繋ぎながら前進して主導権を握った。特に徳永と廣井のダブルボランチが受け方を工夫しながら、判断の速さと精度を発揮。新谷が「相手の守備に合わせたビルドアップを考えてゲームを通してできたと思います。相手のプレッシャーは速いんですけれども、その分スペースが結構空くので、そこを1タッチ2タッチでテンポ速く使えていたと思います」と語ったように、各選手が距離感を短くし、低い位置から勇気を持って1タッチ、2タッチで相手のプレッシャーを剥がしていく。そこに高橋らが積極的に絡んで仕掛けへと結びつけた。

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